③ サーベイランス
都行動計画のポイント
◆ 関係機関との連携強化を含むサーベイランス体制を構築するとともに、平時から感染症サーベイランスを実施
◆ 新型インフルエンザ等の発生時には、有事の感染症サーベイランス及びリスク評価を実施し、柔軟かつ機動的に感染症対策を切替え

準備期

初動期

対応期

〇実施体制の構築
• 感染症サーベイランスシステム及び感染症健
康危機管理情報ネットワークシステム等を活
用し、関係機関の情報連携体制を構築
• 東京ｉＣＤＣや東京都感染症医療体制戦略
ボードと協力して国内外の感染症情報を迅速
に収集・分析し、都民や関係機関に発信

〇有事体制への移行
• 準備期から実施している感染症サーベイラン
スを継続
• 国の症例定義に基づく疑似症サーベイランス
を開始
• 入院サーベイランス及び病原体ゲノムサーベ
イランス等、有事の感染症サーベイランスを
開始
• 東京都健康安全研究センターで亜型等の同定
を行い、ＪＩＨＳへ報告

〇有事の感染症サーベイランスの実施
• 国が実施する感染症サーベイランスのほか、
必要に応じ、独自に判断して感染症サーベイ
ランス等を実施

〇平時からの感染症サーベイランス
• 季節性インフルエンザ等の患者・病原体サー
ベイランス等を実施し、情報の解析・集積を
実施
• 東京感染症アラートによる患者発生の早期把
握
• （平時の）疑似症サーベイランス、感染症救
急搬送サーベイランスの実施
〇ＤＸの推進
• 保健所と協力し、医療機関の電磁的方法によ
る発生届の提出を促進
• 都全体としての保健所業務のＤＸ推進

〇リスク評価に基づく感染症対策
• 国と連携し、感染症サーベイランスで収集し
た情報等を踏まえた初期段階でのリスク評価
に基づき、感染症対策を迅速に判断し、実施
〇都民等への情報提供・共有
• 国と連携し、都内の感染症の発生状況等を迅
速に把握し、新型インフルエンザ等の発生状
況等や感染症対策に関する情報を、都民等へ
迅速に提供・共有

※下線は資料「東京の特性を踏まえた対策のイメージ（抜粋）」に掲載、破線は同資料に未掲載

〇リスク評価に基づく感染症対策
• 国と連携し、感染症サーベイランスで収集し
た情報等を踏まえたリスク評価に基づく感染
症対策を迅速に判断及び実施
• 流行状況やリスク評価に基づき、国の方針や
専門家の意見も踏まえ、柔軟かつ機動的に感
染症対策を切替え
〇都民等への情報提供・共有
• 国と連携し、感染症サーベイランスにより発
生状況等を迅速に把握し、ゲノム情報、臨床
像等の情報を含め、都民等へ新型インフルエ
ンザ等の発生状況等について迅速に提供・
共有
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