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都行動計画の概要 (12 ページ)

公開元URL https://www.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/tosei/20250516_03_01
出典情報 東京都新型インフルエンザ等対策行動計画の改定について(5/16)《東京都》
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⑧ 医療【1】
都行動計画のポイント
◆ 感染症危機において感染症医療及び通常医療の双方のひっ迫を防ぎ、医療の提供を滞りなく継続するために、平時から予防計画及び保健医療計
画に基づき、有事に関係機関が連携して医療を提供できる体制を整備するとともに、研修・訓練等を実施
◆ 感染症危機には、通常医療との両立を念頭に置きつつ、感染症医療の提供体制を確保し、病原性や感染性等に応じて変化する状況に機動的かつ
柔軟に対応することで、都民の生命及び健康を保持

準備期
〇予防計画・医療計画に基づく医療提供体制整備
• 医療機関と、病床確保、発熱外来、自宅療養者等への
医療の提供、後方支援又は医療人材の派遣に関する協
定を締結
• 発生国の帰国者等からの相談を受け、感染症指定医療
機関等を案内する相談センター、感染症指定医療機関、
協定締結医療機関、一般医療機関等と有機的に連携し、
医療提供体制を確保
• 民間宿泊事業者等との間で協定締結を進めて宿泊療養
施設の確保
〇研修や訓練による人材の育成等
• 研修や訓練の実施により、医療人材や感染症に関する
専門人材の育成を支援
〇新型インフルエンザ等の発生時のためのDX推進
• 国の取組状況も踏まえ、医療機関における電子カルテ
の導入支援や、感染症サーベイランスシステム、医療
機関等情報支援システム(G-MIS)等の活用を通
じてDXを推進し、入院調整等を効率化
※下線は資料「東京の特性を踏まえた対策のイメージ(抜粋)」に掲載

初動期

対応期

〇感染症に関する知見の共有等 〇都による総合調整・指示
• 国やJIHSから提供された
• 医療提供の状況等を踏まえ、段階的に医療提供体制
診断・治療に関する情報等を
を拡充
医療機関や保健所、消防機関、 • 医療機関への入院、宿泊療養、自宅療養等を全都的
高齢者施設等に周知
に調整
〇医療提供体制の確保等
• 発生公表前から、感染症指定
医療機関における医療提供体
制を確保
• 感染症指定医療機関による受
入体制を確保し、入院調整に
関する体制を構築
• 準備期に整理した相談・受診
から入退院までの体制を迅速
に整備

〇適切な医療提供体制の構築に向けた対応
• 感染症指定医療機関に加え、協定締結医療機関に対
して、協定に基づく医療提供、後方支援、医療人材
派遣等を要請
• 一定期間の収入補償や物資提供等の医療機関の体制
強化、支援を実施

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