② 情報収集・分析
都行動計画のポイント
◆ 平時から、効率的な情報の収集・分析や提供の体制を整備し、定期的な情報収集・分析や有事に備えた情報の整理・把握手段を確保
◆ 有事の際は、発生した感染症の特徴や病原体の性状等の情報収集・分析を迅速に行い、感染拡大防止と都民生活・経済との両立も見据えた感染
症対策を実施

準備期
〇実施体制の構築
• 国内外からの情報を収集・分析する体制を整
備
• 国内外の関係機関や専門家等とのネットワー
クを形成し、連携体制を強化
• 収集すべき情報の整理や分析方法の研究等、
社会影響等も踏まえた準備
〇平時の情報収集・分析
• 感染症対策における意思決定及び実務上の判
断を行うため、効率的に国内外の情報収集・
分析を実施
• 情報収集・分析に当たり、国内外の関係機関
等との人的・組織的ネットワークを活用
※情報収集・分析の対象は以下のとおり
• 国内外の感染症の発生状況や対応状況
• 感染症サーベイランス等から得られた国内の疫学情報、感染
症の特徴や病原体の性状（病原性、感染性、薬剤感受性等）
• 臨床像に関する情報
• 医療提供体制や人流、都民生活及び都民経済に関する情報
• 社会的影響等を含む感染症流行のリスクに関する情報 等
※下線は資料「東京の特性を踏まえた対策のイメージ（抜粋）」に掲載

初動期

対応期

〇実施体制（有事体制への移行）
〇実施体制（対応の強化）
• 感染症に関する国等からの情報収集・分析を実 • ＷＨＯや国等から、国内外の発生状況等の情報
施
を速やかに収集・分析し、東京ｉＣＤＣや東京
• 国内外の感染症発生状況に関する情報を速やか 都感染症医療体制戦略ボード等と共有
に収集・分析し、東京ｉＣＤＣや東京都感染症
医療体制戦略ボード等と共有
〇リスク評価に基づく感染症対策の実施等
• 保健所は、地域の感染情報の収集・分析や、
• 都民生活及び都民経済等に及ぼす影響の把握及
医療機関等との連絡調整等、事前対応型の取組
び必要な情報の収集
を推進
• 国の方針等を踏まえ、都内の実情に応じた積極
的疫学調査等の対象範囲や調査項目の見直し
〇情報収集・分析等
• 流行状況やリスク評価に基づく柔軟かつ機動的
• 国等のリスク評価を踏まえ、速やかに有事の体
な感染症対策の切替え
制への移行を判断し、準備・実施
• 都民生活・経済や社会的影響に関する情報収
〇情報収集・分析から得られた情報や対策の共有
集・分析を実施
• 国内外からの情報収集・分析から得られた情報
• 準備期に構築したネットワークを活用した情報 や対策について、都民等に迅速かつ分かりやす
収集・分析を継続するとともに、都民等に分か
く提供・共有
りやすく提供・共有

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