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資料16 省力化投資促進プラン(案)障害福祉 (17 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai34/gijisidai.html
出典情報 新しい資本主義実現会議(第34回 5/14)《内閣官房》
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障害福祉分野における生産性向上の優良事例
その他

1.2 優良事例と効果的な省力化投資のポイントの
収集と整理(モデル化)

ICTを活用した障害者就労支援等

株式会社パパゲーノ(東京都)
主なサービス種別:就労継続支援B型

○ ICT活用により、精神障害者や発達障害者の強みや希望(リカバリー)に焦点を当てた就労支援を実施
○ 生成AIを脳の機能障害を補う「社会資源」として活用し、環境調整により障害当事者が自分でできることを増や
す事例を創出。
○ 支援現場のDXにもAIを活用し、障害福祉施設に向けたアプリを開発してAI導入を支援。
障害のある方の生成AI活用事例

支援者の生成AI活用事例

○ 解離性同一性障害や学習障害で漢字が理解しにくい方が、作業画面
やマニュアルをひらがなに変換して働く。
○ 確認不安が強く何度も質問を繰り返し作業が進まなかった方が、AI支
援員で疑問を解消し活躍できるようになる。
○ 業界の知識が全くない方が、企業向けのメルマガを作成し、ABテストの
結果を踏まえ改善していけるようになる。
○ 長文を読むのが苦手な方が、企業の広報担当が書いたプレスリリースに
改善提案をできるようになる。
○ デザイン初学者が、デザイン4原則と基礎的なデザインソフトの使い方を
学び、AIに壁打ちしながら広告デザインをできるようになる。
○ プログラミング初学者の方が、自分の生活リズムを整えるための専用アプ
リを自分で開発できるようになる。
○ パソコン初学者の方が、生成AIを用いてオリジナルの絵本を制作できる
ようになる。

○ 業務のマニュアルを読み込ませて「AI支援員」を作ることで、簡単な質問
対応はAIに任せて個別支援に集中できるようになる。
○ 新たな挑戦のアクセシビリティを高め、生成AIにより合理的配慮の範囲
を拡張できるようになる。
○ 面談や電話、ケース会議の音声を録音するだけで支援記録が自動生
成できるようになる。
○ 記録作業の時間をなくすことで、面談やソーシャルスキルトレーニング等の
時間を増やすことができるようになる。
○ 面談記録が即時作成することで、相談室で話していた内容をリアルタイ
ムに全てのスタッフが把握してその日の支援に生かすことができる。
○ 日報、打刻(勤怠)、体調、NPSをまとめた月次報告書を生成し支
援のPDCAを回すことができるようになる。
○ 膨大なデータから利用者のニーズをより深く理解し、的確なアセスメントと
支援方針の提案ができるようになる。

(出所) 厚生労働省によるヒアリング、法人提供資料

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