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【資料2】性感染症に関する特定感染症予防指針の改正に向けた検討について (18 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57220.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会エイズ・性感染症に関する小委員会(第8回 5/14)《厚生労働省》 |
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主な論点
③標準的な診断法・治療の推進
背景
厚生労働省における委託調査
〇梅毒の発生報告数は近年増加傾向にある。梅毒では全身に様々な症状が出ることがあり、あらゆる診療科を
(令和4度)
受診する可能性がある。
梅毒の治療について、梅毒の筋肉注射薬
〇先天梅毒増加に伴い、「先天梅毒診療の手引き 2023」が公開された(日本小児感染症学会)。
「ベンジルペニシリンベンザチン水和
〇梅毒の医療の医療提供体制向上のために、以下の厚生労働科学研究を行っている。
物」を採用しているか。
・梅毒患者の実態把握および対策に資する研究(令和5年度 研究代表者:山岸 由佳)
「梅毒診療ガイド第2版」及び「梅毒診療の考え方」を作成
・性感染症の発生動向に基づく効果的な性感染症予防に関する研究(令和7年度~令和9年度 研究代表者:山岸 拓也)
包括的な梅毒診療の手引きを作成
・保健所等における性感染症の検査体制の改善と性産業を含むハイリスク層に向けた効果的な受検勧奨のための研究
(令和4年度~令和6年度 研究代表者:渡會 睦子)
各保健所における性感染症検査体制等の実態把握
無回答
7.0%
採用している
23.0%
採用していな
い
70.0%
〇感染症対策実態調査(2022年12月28日実施)において、定点医療機関における梅毒の筋肉注射薬(ベンジルペ
ニシリンベンザチン水和物)の採用率は23%(n=560)となる。
(n=560)
主な意見
○梅毒の症状は多岐に渡るため、眼科、産婦人科など、専門科に特化した内容も含め、包括的な診療のガイドラインが求められる。また、
その展開方法もオンライン等でアクセスしやすい工夫が必要である。
〇また、地域によっては、梅毒をはじめ性感染症の症例ケースが少ないため、医療従事者の育成する枠組みを検討すべきではないか。
○梅毒の注射薬の認知度は低いままであり、学会の記載状況も様々であるため、国際基準も見据えながら国が指針を示すべきではないか。
改正の方向性(案)
○梅毒の包括的かつ専門性に応じた診療の手引きを作成し、普及していくことを記載してはどうか。
○性感染症診療のための性感染症専門家及び一般の医療従事者への研修の強化を実施、また相談体制の確保をしていくよう記載してはど
うか。
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③標準的な診断法・治療の推進
背景
厚生労働省における委託調査
〇梅毒の発生報告数は近年増加傾向にある。梅毒では全身に様々な症状が出ることがあり、あらゆる診療科を
(令和4度)
受診する可能性がある。
梅毒の治療について、梅毒の筋肉注射薬
〇先天梅毒増加に伴い、「先天梅毒診療の手引き 2023」が公開された(日本小児感染症学会)。
「ベンジルペニシリンベンザチン水和
〇梅毒の医療の医療提供体制向上のために、以下の厚生労働科学研究を行っている。
物」を採用しているか。
・梅毒患者の実態把握および対策に資する研究(令和5年度 研究代表者:山岸 由佳)
「梅毒診療ガイド第2版」及び「梅毒診療の考え方」を作成
・性感染症の発生動向に基づく効果的な性感染症予防に関する研究(令和7年度~令和9年度 研究代表者:山岸 拓也)
包括的な梅毒診療の手引きを作成
・保健所等における性感染症の検査体制の改善と性産業を含むハイリスク層に向けた効果的な受検勧奨のための研究
(令和4年度~令和6年度 研究代表者:渡會 睦子)
各保健所における性感染症検査体制等の実態把握
無回答
7.0%
採用している
23.0%
採用していな
い
70.0%
〇感染症対策実態調査(2022年12月28日実施)において、定点医療機関における梅毒の筋肉注射薬(ベンジルペ
ニシリンベンザチン水和物)の採用率は23%(n=560)となる。
(n=560)
主な意見
○梅毒の症状は多岐に渡るため、眼科、産婦人科など、専門科に特化した内容も含め、包括的な診療のガイドラインが求められる。また、
その展開方法もオンライン等でアクセスしやすい工夫が必要である。
〇また、地域によっては、梅毒をはじめ性感染症の症例ケースが少ないため、医療従事者の育成する枠組みを検討すべきではないか。
○梅毒の注射薬の認知度は低いままであり、学会の記載状況も様々であるため、国際基準も見据えながら国が指針を示すべきではないか。
改正の方向性(案)
○梅毒の包括的かつ専門性に応じた診療の手引きを作成し、普及していくことを記載してはどうか。
○性感染症診療のための性感染症専門家及び一般の医療従事者への研修の強化を実施、また相談体制の確保をしていくよう記載してはど
うか。
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