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【資料2】性感染症に関する特定感染症予防指針の改正に向けた検討について (16 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57220.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会エイズ・性感染症に関する小委員会(第8回 5/14)《厚生労働省》 |
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主な論点
①性感染症罹患リスク者と指針の対象者層
背景
〇性感染症予防指針の前文においては、性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマ、
梅毒及び淋菌感染症は、性器、口腔等による性的な接触を介して感染するとの特質を共通に有し性的接触により誰
もが感染する可能性がある感染症であり、「生殖年齢にある男女を中心とした大きな健康問題である」と記載され
ている。
〇日本でのHIV/エイズの新規感染者報告数は、多くが男性間で性的接触を行う者(Men who have sex with men;
MSM)である。
○地方公共団体やHIV陽性者等で構成されるNGO等が行うHIV/エイズについての正しい知識の普及啓発活動等におい
ては、ケアサポート経験の豊富な民間企業やNGO等が大きな役割を担っており、性感染症における普及啓発におい
ても重要であることが推察される。
主な意見
○HIVでは個別施策層を設定しているが、性感染症においても、社会的背景に最大限配慮したきめ細かく効果的な施策
を追加的に実施することが重要である。
〇生殖年齢にある男女のみならず、妊婦及びMSMなど多様性に対する合理的な配慮が必要である。
○個別施策層への対策を強化しすぎるあまりに、他の層における性感染症への意識が損なわれないような配慮も必要
である。
○当事者支援団体を含む非営利組織及び非政府組織(以下「NGO等」という。)との連携について、より具体的に
記載することが望ましい。
改正の方向性(案)
○現指針に記載の性感染症は「生殖年齢にある男女を中心とした大きな健康問題」から、「性的接触のある全ての
人々における大きな健康問題」に修正してはどうか。
○生殖年齢の女性や妊婦、性産業従事者及びその利用者、MSM等についても発生動向の実態を把握し、それぞれに配
慮した啓発や対策を講じる重要性について言及してはどうか。
○性感染症予防、まん延防止や適切な医療の提供、正しい知識の普及のために、「NGO等」との連携について適所に
記載してはどうか。
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①性感染症罹患リスク者と指針の対象者層
背景
〇性感染症予防指針の前文においては、性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマ、
梅毒及び淋菌感染症は、性器、口腔等による性的な接触を介して感染するとの特質を共通に有し性的接触により誰
もが感染する可能性がある感染症であり、「生殖年齢にある男女を中心とした大きな健康問題である」と記載され
ている。
〇日本でのHIV/エイズの新規感染者報告数は、多くが男性間で性的接触を行う者(Men who have sex with men;
MSM)である。
○地方公共団体やHIV陽性者等で構成されるNGO等が行うHIV/エイズについての正しい知識の普及啓発活動等におい
ては、ケアサポート経験の豊富な民間企業やNGO等が大きな役割を担っており、性感染症における普及啓発におい
ても重要であることが推察される。
主な意見
○HIVでは個別施策層を設定しているが、性感染症においても、社会的背景に最大限配慮したきめ細かく効果的な施策
を追加的に実施することが重要である。
〇生殖年齢にある男女のみならず、妊婦及びMSMなど多様性に対する合理的な配慮が必要である。
○個別施策層への対策を強化しすぎるあまりに、他の層における性感染症への意識が損なわれないような配慮も必要
である。
○当事者支援団体を含む非営利組織及び非政府組織(以下「NGO等」という。)との連携について、より具体的に
記載することが望ましい。
改正の方向性(案)
○現指針に記載の性感染症は「生殖年齢にある男女を中心とした大きな健康問題」から、「性的接触のある全ての
人々における大きな健康問題」に修正してはどうか。
○生殖年齢の女性や妊婦、性産業従事者及びその利用者、MSM等についても発生動向の実態を把握し、それぞれに配
慮した啓発や対策を講じる重要性について言及してはどうか。
○性感染症予防、まん延防止や適切な医療の提供、正しい知識の普及のために、「NGO等」との連携について適所に
記載してはどうか。
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