１．医療機関のウェブサイトの情報提供の適正化等について
（１）医療広告規制とウェブサイトの監視指導体制の強化
〇

医療広告規制の具体的な運用に当たっては、
「医業若しくは歯科医業又は
病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針（医療広告ガイドライ
ン）」、そのＱ＆Ａをお示ししている。令和５年 10 月には「医療広告規制に
おけるウェブサイトの事例解説書（第３版）」を作成したところであり、業
務の参考として御活用いただきたい。

○

【PⅠ総２】

また、①最近、痩身目的等のオンライン診療において、処方薬や副作用の
説明等が不十分な事例による消費者トラブルが問題になっていること、②
未承認医薬品等を用いた自由診療に関するウェブサイト上の医療広告につ
いて、住民・患者向けの情報提供が不十分なものが散見されることを受けて、
医療広告ガイドライン及びインフォームド・コンセントの取扱いに関する
通知の改正を予定している。
改正後のガイドライン等の遵守について、適切な指導の実施をお願いした

い。

○

【PⅠ総２】

ウェブサイトの監視については、平成 29 年８月からネットパトロール事
業により、監視体制を強化しており、令和６年度も引き続き実施する予定と
している。各自治体におかれては、引き続き、ネットパトロール事業により
情報提供した医療機関に対する指導を継続いただき、
「医療広告ガイドライ
ン」等に基づき、広告違反のある事例に対しては、適切な指導及び措置の実
施をお願いしたい。

○

特に、長期間に渡り指摘事項に未対応のまま改善がなされない医療機関
に対しては、法に基づく措置も含め、期限を定めた追加の指導・措置の実施
をご検討いただきたい。【PⅠ総５】

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なお、美容医療に関しては、消費者行政部局に相談がなされることが多い
ため、消費者から寄せられた健康被害に関する情報等、美容医療サービスに
関する広告についての指導及び監督に必要な情報の収集について、消費者
行政部局と連携の上、御対応をお願いしたい。

Ⅰ-総1