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資料2-1 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ とりまとめ(案) ※変更履歴付き (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26417.html
出典情報 薬剤師の養成及び資質向上に関する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第7回 6/23)《厚生労働省》
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①薬局間の連携
ア 連携の必要性
○ 前述のとおり、地域において様々な薬剤師サービスの提供が求めら
れているが、これらの全てを単独の薬局で担うことは困難な場合があ
る。また、様々な医療機関からの処方箋を応需する薬局である場合、
多種多様な医薬品や高額な医薬品の 在庫が負担となっている場合も
ある。こうしたことへの対応のため、個々の薬局がかかりつけ薬剤師・
薬局としての役割を担うという前提で、地域全体で必要なサービスを
効率的・効果的に提供していくという観点から、地域の薬局が連携す
る仕組みを構築していくおくことが重要である。
○ なお、こうした薬局間連携により、地域全体で必要な薬剤師サービ
スが提供されることでほか、各薬局のリソースを効率的・効果的に業
務に充てることが可能となり、処方箋受付時以外の対人業務を含むに
向けることが可能となり、様々な対人業務の充実に繋がる。こうした
取組によってれにより、各薬局が特色のある薬剤師サービスのメニュ
ー 38を提供することに繋がりなり、その結果、患者・国民の選択肢が増
加することが期待される。
○ また、このような薬局間連携については、既に自発的な取り組みに
より実施されているが、一部の地域、薬局に留まっており、連携する
業務も限定的と考えられる 39。


薬局間連携のあ在り方
○ 地域における薬局間連携を推進するためには、円滑な連携を調整す
るためにまとめ役となる薬局の存在が必要である。そのような薬局は、
以下の2パターンが想定されるが、薬局の規模に依存するものではな
い。
・人的・物的なリソースが豊富な薬局が多くの機能を担い、その機能
を各薬局に提供する場合
・人的・物的なリソースが豊富でないものの、他の薬局と連携して機
能を補完しあう場合
○ 地域全体における薬局間連携やそれに基づく薬剤師サービスの提

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多様な薬剤師サービスのイメージとしては、例えば、薬剤レビュー、医療的ケア児・緩
和ケア等の在宅対応、糖尿病患者への説明・セルフケア支援、コミュニティスペース、栄
養サポート、検査等が考えられる。(令和4年4月 19 日 第4回薬局薬剤師の業務及び薬
局の機能に関するワーキンググループ 資料2-1)
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地域の薬剤師会のアンケートの結果、医薬品の譲渡は約 90%、夜間休日の処方箋受付の
輪番は約 40%で実施されていた。また、夜間、休日の電話等の対応、在宅協力薬局として
在宅患者の共同管理は約 10%で実施されていた(令和4年3月に厚生労働省医薬・生活衛
生局が地域薬剤師会に実施したアンケートの結果(令和4年4月 19 日 第4回薬局薬剤師
の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ 資料2-1))。

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