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資料2-1 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ とりまとめ(案) ※変更履歴付き (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26417.html
出典情報 薬剤師の養成及び資質向上に関する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第7回 6/23)《厚生労働省》
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変更(例:OD 錠⇔普通錠⇔散)、内服薬の規格変更(例:5mg2 錠⇔10mg1
錠)等に関する薬局から医療機関の医師への問合わせを簡素化している。
○ 問合せ簡素化のプロトコールによる業務効率化は、医療機関病院の医
師や薬剤師等の業務負担の軽減や、患者が必要な医薬品を速やかに受け
取ることが可能となるなどの利点効果がある、薬薬連携の好事例である。
このためことから、地域の薬剤師会が中心となり、病院薬剤師等と連携
しながらその導入を推進していくべきとの意見があった。
3.薬局薬剤師DX
○ DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、企業がビジネス環境の激
しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを
基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、
組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立することを
意味している。単に業務のデジタル化を行うことや、それにより効率化を図る
デジタライゼーションとは異なる概念である。
○ 電子処方箋、オンライン服薬指導、マイナポータルを通じた各種医療情報の
共有等のデジタル技術の進展や、諸外国のDX動向を踏まえ、今後、薬局薬剤
師の役割として
・医療情報基盤により充実する情報を活用した対人業務の質の向上
・医療機関への効果的かつ効率的な情報フィードバック
・ICTツールを活用した患者フォローアップの充実
・患者ウェアラブル端末等から得られる情報も総合的に踏まえた新たなサービ
スの提供
等が期待され、これにより薬局薬剤師DXを進めていくことが求められる。
○ 特に、今後の対物業務はICT技術を活用した調剤機器等の導入に取って代
わられる可能性が高いとの意見 29があることも踏まえ、危機感を持って別添第
4の1に示した対人業務の充実に努めることが必須である。
○ こうした観点を踏まえ、薬局薬剤師DXの実現に向けた以下の取組等を進め
ていく必要があると考えられる。
(1)デジタルに係る知識・技術の習得
〇 薬剤師のITリテラシーには個人差が大きく、患者に指導・説明する際
の薬剤師側のセキュリティやプライバシー 確保を含めたITリテラシー
向上が必要である。加えて、患者のITリテラシーも同様に個人差が大き
く、薬剤師は患者の理解度に合わせた対応を行う必要がある。
○ また、薬剤師が患者の日常生活管理に関わるっていくためには、医療機
器として承認を受けた IoT デバイス等を効果的に活用・管理できる知識・
技能の習得も必要である。

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令和4年3月 31 日
資料2-1

第2回薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググルー

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