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資料2-1 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ とりまとめ(案) ※変更履歴付き (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26417.html
出典情報 薬剤師の養成及び資質向上に関する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第7回 6/23)《厚生労働省》
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データ交換形式に準ずる規格の作成等について、標準化団体、や学会、J
AHIS(一般社団法人保健医療福祉情報システム工業会)等を中心に、
NSIPS(調剤システム処方IF共有仕様)を提供する日本薬剤師会が
協力しながら、必要な検討を行うべきである。
(8)その他
○ 昨今は医療機関や薬局のシステムもサイバー攻撃される可能性がある。
サイバーセキュリティの確保は個別の医療機関や薬局で のは対応が難し
く、国が支援すべきとの意見があった。
4.地域における薬剤師の役割
○ 地域包括ケアシステムの更さらなる進展が求められる中、薬局薬剤師は、①
地域の他の薬局や医療機関等と連携しながら、薬学的専門性を活かした対人業
務を充実させるとともに、②健康相談、一般用医薬品等の適正な販売をはじめ
としたセルフケア、セルフメディケーションの支援等の健康サポート業務に積
極的に取り組む必要がある。


かかりつけ薬剤師・薬局の持つべき機能の1つとして、服薬情報の一元的・
継続的把握があるが、ICT技術の進展により、かかりつけ薬剤師・薬局以外
においても、薬剤情報の閲覧が容易になる。このような状況においても、かか
りつけ薬剤師・薬局に求められる機能や役割は重要であるについて改めて確認
しておく必要がある。
○ 個々の薬局には、こうしたかかりつけ機能(服薬情報の一元的・継続的把握、
24 時間対応・在宅対応 31、医療機関との連携)を有していることが最低限必要
であるが、地域に求められる薬剤師サービスはより多岐にわたり、全ての機能
を単独の薬局が十分に有することは容易ではなく、地域全体で必要な薬剤師サ
ービスを提供していくという視点も必要と考えられる。このため、地域の薬局
が必要に応じ連携する仕組みを構築する必要がある。


こうした観点を踏まえ、以下の取組を進めていく必要がある。
(1)薬局薬剤師DX下におけるかかりつけ薬剤師の有用性
○ 薬局ビジョンにおいては、かかりつけ薬剤師・薬局が持つべき3つの機
能として、①服薬情報の一元的・継続的把握とそれに基づく薬学的管理・
指導、②24 時間対応・在宅対応、③医療機関等との連携を挙げている。
○ 別添3の薬局薬剤師DXで述べたとおり、電子処方箋やマイナポータル
を通じた各種医療情報等の共有等により、かかりつけ薬剤師・薬局以外に

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患者のための薬局ビジョンでは 24 時間対応調剤や在宅対応について、「かかりつけ薬局
単独での実施が困難な場合には、地区の薬剤師会が主導的な役割を発揮するなどして、近
隣の薬局との連携体制の構築や、地区又は広域の薬剤師会のバックアップにより輪番で対
応することが考えられる。」とされている。

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