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10参考資料2 令和6年度総括報告書「同種造血幹細胞移植患者に対する優先度の高い公的予防接種の再接種に関する研究」 (8 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73851.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第34回 6/19)《厚生労働省》 |
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11.0(4.8-27.6), 9.7(6.5-18.9)であった。
であった。
・➁の患者における麻疹、風疹、水痘帯状疱疹ウイルス
・造血幹細胞移植後の VPD 件数と死亡例について、同
抗体価の陽性率は90%, 84%, 97%、抗体価中央値(IQR)は
種移植(表 2)と自家移植(表 3)に分けて示す。
14.1(7.2-25.8), 17.1(7.6-34.9), 16.1(9.8-26.3)であった。
・症例数が限られている感染症もあるが、同種移植後に
・対象者のワクチン接種歴は不明なものの、虎の門病院
感染症を呈した患者のうち、当該感染症の罹患後に死
で同種移植を受けた患者と比較すると、非移植後血液疾
亡した患者の割合が多い疾患は、特に、水痘・帯状疱
患患者の抗体陽性率は高く、HIV感染症患者はさらに高
疹、肺炎球菌、麻疹、百日咳及びジフテリアであった。こ
い傾向が確認された。
れらの疾患は同種移植後における疾病負荷が比較的大
きいと推測できる。
表1:同種造血幹細胞移植後およびその他の免疫不全
表 2:同種造血幹細胞移植後の VPD 件数・死亡例
者におけるウイルス抗体価中央値の比較
VPD
虎の門病院
東京大学医科学研
同種移植
究所附属病院
死 亡
感染
件数
例
症死
872
35
(37.4%)
(1.5%)
62
19
(29.1%)
(8.9%)
9
1
(23.1%)
(2.6%)
2
1
(33.3%)
(16.7%)
1
0
(33.3%)
(0%)
1
0
(100%)
(0%)
1
0
(50%)
(0%)
(Episode 数)
同種
移植
非移植
HIV
移植
2 年後
血液疾患
※※
前
(342
※※
(563
うち水痘
28
(342
例)※
(127 例)
例)
肺炎球菌
213(229)
うち IPD
70
例)
VZV
17.0
3.5
9.7
16.1
麻
19.0
3.8
11.9
14.1
疹
風
感染報告
水痘・帯状疱疹
Hib
麻疹
18.7
2.8
11.0
2,331(2,343)
39(40)
6
17.1
疹
ムンプス
3
※うち 7 名は移植後 2 年以内にリコンビナント帯状疱疹ワクチンの
接種を実施した。4 例で移植後 1 年以内、23 例で移植後 2 年以内
風疹
0
の帯状疱疹発症を認めた。(移植後 2 年以内は MR ワクチンや水
百日咳
1
痘生ワクチンの接種は原則実施されない。)
※※ワクチン接種率に関する情報は現在収集中。
ジフテリア
2
VPD: vaccine preventable disease; VZV: varicella zoster
髄膜炎菌
1
0
(3)国内レジストリデータを用いた VPD の疾病負荷に関
する調査
TRUMP に収集された、JSTCT・日本造血細胞移植デ
(0%)
破傷風
0
ポリオ
0
ータセンターが実施する「造血細胞移植および細胞治
IPD:侵襲性肺炎球菌感染症(invasive pneumococcal diseases)、
療の全国調査」の年次固定データを使用した。既登録
Hib:インフルエンザ菌 b 型(Haemophilus influenzae type b)
症例の中で、①移植年が 1990 年~2022 年である患者、
②自家移植または同種移植を施行した患者(同系造血
表 3:自家造血幹細胞移植後の VPD 件数・死亡例
細胞移植は含まない)、③造血細胞移植後 100 日以上
自家移植
感染報告
死 亡
感染
生存した患者のいずれも満たす患者を対象とした。
件数
例
症死
・VPD として、水痘・帯状疱疹、肺炎球菌、麻疹、風疹、
(Episode 数)
304
4
(38.0%)
(0.5%)
22
2
ムンプス、破傷風、百日咳、ジフテリア、ポリオ、Hib、髄
水痘・帯状疱疹
膜炎菌を対象とした。
うち水痘
10
・対象の自家移植症例は 41,849 症例(年齢中央値 54
肺炎球菌
50(53)
799
歳)、同種移植症例は 65,848 症例(年齢中央値 42 歳)
8
であった。
・➁の患者における麻疹、風疹、水痘帯状疱疹ウイルス
・造血幹細胞移植後の VPD 件数と死亡例について、同
抗体価の陽性率は90%, 84%, 97%、抗体価中央値(IQR)は
種移植(表 2)と自家移植(表 3)に分けて示す。
14.1(7.2-25.8), 17.1(7.6-34.9), 16.1(9.8-26.3)であった。
・症例数が限られている感染症もあるが、同種移植後に
・対象者のワクチン接種歴は不明なものの、虎の門病院
感染症を呈した患者のうち、当該感染症の罹患後に死
で同種移植を受けた患者と比較すると、非移植後血液疾
亡した患者の割合が多い疾患は、特に、水痘・帯状疱
患患者の抗体陽性率は高く、HIV感染症患者はさらに高
疹、肺炎球菌、麻疹、百日咳及びジフテリアであった。こ
い傾向が確認された。
れらの疾患は同種移植後における疾病負荷が比較的大
きいと推測できる。
表1:同種造血幹細胞移植後およびその他の免疫不全
表 2:同種造血幹細胞移植後の VPD 件数・死亡例
者におけるウイルス抗体価中央値の比較
VPD
虎の門病院
東京大学医科学研
同種移植
究所附属病院
死 亡
感染
件数
例
症死
872
35
(37.4%)
(1.5%)
62
19
(29.1%)
(8.9%)
9
1
(23.1%)
(2.6%)
2
1
(33.3%)
(16.7%)
1
0
(33.3%)
(0%)
1
0
(100%)
(0%)
1
0
(50%)
(0%)
(Episode 数)
同種
移植
非移植
HIV
移植
2 年後
血液疾患
※※
前
(342
※※
(563
うち水痘
28
(342
例)※
(127 例)
例)
肺炎球菌
213(229)
うち IPD
70
例)
VZV
17.0
3.5
9.7
16.1
麻
19.0
3.8
11.9
14.1
疹
風
感染報告
水痘・帯状疱疹
Hib
麻疹
18.7
2.8
11.0
2,331(2,343)
39(40)
6
17.1
疹
ムンプス
3
※うち 7 名は移植後 2 年以内にリコンビナント帯状疱疹ワクチンの
接種を実施した。4 例で移植後 1 年以内、23 例で移植後 2 年以内
風疹
0
の帯状疱疹発症を認めた。(移植後 2 年以内は MR ワクチンや水
百日咳
1
痘生ワクチンの接種は原則実施されない。)
※※ワクチン接種率に関する情報は現在収集中。
ジフテリア
2
VPD: vaccine preventable disease; VZV: varicella zoster
髄膜炎菌
1
0
(3)国内レジストリデータを用いた VPD の疾病負荷に関
する調査
TRUMP に収集された、JSTCT・日本造血細胞移植デ
(0%)
破傷風
0
ポリオ
0
ータセンターが実施する「造血細胞移植および細胞治
IPD:侵襲性肺炎球菌感染症(invasive pneumococcal diseases)、
療の全国調査」の年次固定データを使用した。既登録
Hib:インフルエンザ菌 b 型(Haemophilus influenzae type b)
症例の中で、①移植年が 1990 年~2022 年である患者、
②自家移植または同種移植を施行した患者(同系造血
表 3:自家造血幹細胞移植後の VPD 件数・死亡例
細胞移植は含まない)、③造血細胞移植後 100 日以上
自家移植
感染報告
死 亡
感染
生存した患者のいずれも満たす患者を対象とした。
件数
例
症死
・VPD として、水痘・帯状疱疹、肺炎球菌、麻疹、風疹、
(Episode 数)
304
4
(38.0%)
(0.5%)
22
2
ムンプス、破傷風、百日咳、ジフテリア、ポリオ、Hib、髄
水痘・帯状疱疹
膜炎菌を対象とした。
うち水痘
10
・対象の自家移植症例は 41,849 症例(年齢中央値 54
肺炎球菌
50(53)
799
歳)、同種移植症例は 65,848 症例(年齢中央値 42 歳)
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