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要望書 (20 ページ)

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出典情報 要望書(5/19)《全国自治体病院開設者協議会、全国自治体病院協議会、全国自治体病院経営都市議会協議会》
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7.医療分野におけるデジタル化の推進・活用について
医療分野においても、デジタル化の促進は医療の質の向上と効率化のために極めて重要
である。電子カルテは大部分の病院で使用されているが、導入・維持・更新、さらにベ
ンダー変更時等に多額の費用が生じているため、電子カルテにおけるデータ規格の統一
化が望まれる。2025年2月から実施された標準型電子カルテα版を用いたモデル事
業において、2026年度冬頃の運用開始に向け課題対応が進められているが、運用開
始時のエラーや導入負担が限りなく少なくなるよう、着実に進める必要がある。更に電
子処方箋の導入について、電子カルテシステムの改修を伴うなど病院の大きな負担にな
っていることから、対応可能な病院は限られており、広がりを見せていない。加えて、
オンライン資格認証によって得られる情報は、レセプトベースで前月のものであり当月
の情報が入手できない。また、近年頻発しているランサムウェア等による電子カルテへ
のサイバー攻撃に対するセキュリティ対策は、日進月歩で高度化、多様化するサイバー
攻撃に対応するため、毎年度継続的なシステム改修等が必要となり、大きな費用負担が
生じている。
遠隔医療は医師不足地域にとっては必要不可欠な手段であり、特に自治体病院は医師不
足地域に多く存在するため、放射線診断専門医や病理診断専門医の遠隔医療支援等の活
用が一層望まれる。ICT の活用による地域医療連携や医療・介護連携の充実も期待され
ており、オンライン資格確認システムの本格運用が開始され、健康保険証の資格確認と
ともに、特定健診や薬剤情報が閲覧できるようになる。しかし、この運用には電子カル
テとの接続が必要であり、多額の費用が掛かることが障壁の一つとなっている。
また、AI や IoT については、在宅、日常生活でのバイタル等の生体情報を取得し解析す
ることが可能となり、診断の早期化、治療効果の確認等により、適切で効率的な医療ケ
ア提供が図られるほか、大容量通信が可能な第5世代移動通信システム「5G」との組合
せにより、遠隔医療サービスの高度化や、医師不足地域等における診療支援の観点等か
ら、その導入・活用が期待されるものの、5G の安心安全な利用に向けた体制など医療安
全から見た電波管理の在り方の検討が必要である。
要望事項
1)標準型電子カルテの導入促進・維持・更新における財政支援と AI の導入・活用へ
の財政措置等の拡充
標準型電子カルテの導入を積極的かつ着実に推進し、医療機関の負担を最小限にするこ
と。
特に国が定める医療 DX の推進に伴う厚生労働省の全国医療情報プラットフォームに沿
い、喫緊の導入課題とされている電子処方箋や電子カルテ情報共有サービスなどでは既
に国の補助メニューが準備されているものの、各医療機関の経済的負担・人的負担は膨
大であるため、一層の財政的支援の強化や標準型電子カルテシステムの開発・普及を推

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