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○調剤(その3)について-3 (76 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00123.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第500回  11/26)《厚生労働省》
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医療用麻薬持続注射療法、在宅中心静脈栄養法を実施している患者への薬学的管理
○ 医療用麻薬持続注射療法、在宅中心静脈栄養法を実施している患者への薬学的管理としては、処方提案や特定保
険医療材料、医療機器の使用説明に加えて、疼痛状況の確認、配合変化の確認、カテーテル感染症防止対策など、特
別な在宅薬学管理が必要となる。
医療用麻薬持続注射療法

在宅中心静脈栄養法

患者像

在宅における悪性腫瘍の鎮痛療法を行っている入院中以外の末
期の悪性腫瘍患者

在宅中心静脈栄養法を行っている患者

特定保
険医療
材料

・携帯型ディスポーザブル注入ポンプ
・ホルモン製剤等注射用ディスポーザブル注射器

・在宅中心静脈栄養用輸液セット(本体・付属品)

薬剤師
の役割

出典:第十四改訂

・処方提案(薬液濃度、流速、容量、PCAポンプ、ルート等)
・PCAポンプ等の使用に関する指導(高度管理医療機器販売業
許可あり)
・レスキューの使用回数の確認、評価スケールを活用した疼痛状況
の確認
・残液等の状況や副作用の状況について処方医へのフィードバック
・自宅環境に配慮した指導(例:携帯型ディスポーザブルポンプは
気温によって流速が変化するなど)

・処方提案(中心静脈栄養輸液セット、針、ポンプ等)
・輸液セットや機械式注入ポンプなどの使用に関する指導(高度
管理医療機器販売業許可あり)
・輸液の保存性に配慮した分割調剤、頻回訪問、運搬の検討・実

・カテーテル感染症防止対策(輸液セット刺し口の消毒、手技実
施時の手洗い方法等)、栄養状態等を踏まえた服薬指導

・退院調整(退院時カンファレンス、病院薬剤部との事前調整)
・訪問看護との連携(訪問看護の訪問スケジュール、ルート交換タ
イミング確認など)

・院外処方可能な処方提案(院外処方可能な注射薬が限られて
いる)
・消毒液や医療衛生材料の供給

調剤指針

日本薬剤師会編

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