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参考資料8 第4期がん対策推進基本計画中間評価 委員意見一覧 (4 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_71239.html |
| 出典情報 | がん対策推進協議会(第93回 3/9)《厚生労働省》 |
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令和8年3月9日
No.
各ブロック
64
アウトプット指標
評価される点
#(指標番号)
311102
更なる取り組み、又は改善等が必要な点
相談員のさらなる要請が必要と考えられる
相談員研修を受講したがん相談支援センターの相談員の人数の測定値がベースライン値より減少している。相談件数が
65
アウトプット指標
311102
増えているのに人数が減少していることから、相談員1人あたりの負担が増えていると推察される。相談員減少の理由
を検証する必要があると考える。
診断後に仕事を休職・退職することなく継続する患者 仕事の一時中断を余儀なくされるケースは非常に多い。治療前の度重なる検査受診で有給休暇が底を突くことも多く、
66
アウトプット指標
311102
の割合が増加しており、早期発見や治療技術の向上
またほとんどの化学療法は最初の1クールを入院で行っている。「治療中も休職することなく仕事を継続する」という
で、日常生活への影響が軽減されている
指標によって、何を測りたいのか明確にしたい。※参考値と比較した意見
(311102・311103共通)
相談員研修の受講者は減少したが、フォローアップ研
67
アウトプット指標
311102
修の受講者数が増加していることから、継続的な学び
の機会は一定程度活用されており、単純に後退との評
価にはあたらない。
現状で把握できることは、研修受講者数の増減のみであり、相談員全体の母数が明らかでないため、研修がどの程度行
き渡っているのかを正確に把握することが難しい。初回研修の受講が一巡し、受講状況が飽和状態に近づいている可能
性も考えられることから、受講者数のみで研修の成果や十分性を評価することには限界がある。全相談員数に対する各
研修の受講者割合といった指標を用いることで、研修の到達度や継続性をより適切に評価できるのではないか。
フォローアップ研修を受講した相談員の人数の測定値
68
アウトプット指標
311103
がベースライン値より増加している。相談員の質が向
上していると推察され評価できる。
フォローアップ研修を受講した相談員は、相談員研修を受講した相談員数(311,102参照)の4割以下にとどまってお
り、この状況についての確認が必要である。基礎研修については受講希望者が多く、現在は科研費を活用し、関係団体
が主催する研修を受講できる体制が整いつつあるが、フォローアップ研修についても、受講機会の拡大を図る必要があ
ると考えられる。
研修自体はオンラインで受講可能であるものの、開催時間が勤務時間中に設定されていることから、業務との両立が難
しく、受講が進みにくい要因となっている可能性がある。また、相談内容が多岐にわたっていること、相談業務に関わ
69
アウトプット指標
311103
受講者数増加は評価できる
る人員配置が十分でないことから、相談員一人ひとりの業務負担が大きく、研修受講のための時間的余裕を確保しにく
い実態がうかがえる。
働き方改革の観点からも、相談員が研修やスキル向上に取り組む時間を業務として適切に位置づけるとともに、業務の
効率化や役割分担の見直しが求められる。その際、相談員の負担軽減と支援の質の向上を図るため、社会保険労務士や
ファイナンシャルプランナー等の外部専門職との連携を、国の支援や既存事業の活用とあわせて進めていくことも有効
である。
これらの取組を通じて、中間アウトカム(312203)の改善や、ライフステージのアウトプット指数(341102)にも寄
与する可能性があると考えられる。
フォローアップ研修の受講者数の伸びは評価できる。
70
アウトプット指標
311103
フォローアップ研修を受けている人の割肺はBLの
31.8%から39.62%に増えている。この割合も評価した
ほうがよいのではないでしょうか。
患者団体には全国あるいは広域で活動している団体が多くある。相談支援センター間で連携可能な患者団体の情報共有
71
アウトプット指標
311104
増加傾向であることは評価できる。
をすすめ、エリアを問わず連携可能な団体とその地域の支援に強い団体とを拠点病院ごとに整理し、相談者のニーズに
応じた支援につなげてほしい。
72
アウトプット指標
311104
拠点病院等1施設あたりの連携している患者団体の数 取り組むべき施策には、拠点病院等と民間団体による相談機関やピア・サポーター等との連携体制の構築について検討
はベースラインより増加している。
するとあり、患者団体のみならず、それ以外の団体や取組との連携をも評価する枠組みが必要ではないか。
一方、アウトカムでは中間(ピアサポーターの認知度)、分野別(ピアサポート利用が役立った患者割合)はいずれも
減少しており、取り組みの拡充が必ずしも患者の実感につながっていない可能性が示唆される。本指標の基となった
(311104・311105共通)
「取り組むべき施策」では、拠点病院等と民間団体による相談機関やピアサポーター等との連携体制の構築に加え、
連携患者団体数は0.3%増加し、体験を語る場の開催数 ICTの活用や患者団体、社会的人材リソース、さらには地方公共団体の協力も含めた、幅広い相談支援体制の整備が想
73
アウトプット指標
311104
も7.8%増加するなど、ピアサポートに関する取り組み 定されている。しかし、指標化にあたっては評価対象が患者団体・ピアサポートに限定されており、本来想定されてい
は量的に拡充しており、特に体験を語る場の開催はほ た多様な相談資源や外部相談機関の活用状況が反映されていない。その結果、患者ニーズの解決手段としての相談支援
ぼ倍増している。
が、特定の形態に偏って運用・評価されている可能性がある。連携数や開催数といった量的指標に加え、患者の年齢や
治療段階、就労・子育ての状況等に応じて、外部の専門相談機関や社会資源を含む多様な相談先につながっているかと
いう観点から、現行指標による評価結果を丁寧に検証していく必要があるのではないか。
・病院外資源との連携が進展していることは評価できる。
74
アウトプット指標
311104
連携患者数は増加している
・患者団体との連携数は増加しているが、患者団体の質の担保、患者が実際に支援につながっているかという視点での
評価が今後求められる。
75
アウトプット指標
311105
76
アウトプット指標
311105
この間、体験を語り合う場がほぼ倍増していることは 希少がんや小児・AYA世代など一つの拠点病院ではピアサポートを実施することが困難な疾患・カテゴリーもある。
評価できる。
開催数は大幅に増加している
ICTを用いたハイブリッドでの開催や、入院・通院患者等によらず病院や地域の枠を超えた開催が必要である。
ピアサポートの場は増加しているが、患者属性やニーズに応じた参加のしやすさやなど、効果の把握が今後の課題と考
える。
拠点病院等1施設あたりの体験を語り合う場の開催数
77
アウトプット指標
311105
が倍増している。ピア・サポーターの重要性が拠点病
院で認知されていると考えられ評価できる。
(都道府県がん診療連携病院連絡協議会の部会にて作成されたロジックモデルが秀逸でした。あるべき姿を「初期アウ
78
トカム」として当事者目線で具体化しているもので、引き続き注目していきたいところです)
◆情報提供について
一方で、アウトプットのコア指標である「がんと診断されてから病気や療養生活について相談できたと感じるがん患者
79
全体
当該指標は75.0%→88.5%(判定A)と向上しており、 の割合」は 76.3%→60.6%(判定C)と低下している。 この乖離は、医療者からの情報提供への満足が一定程度確保さ
取組の成果として評価できる。
れている一方で、患者側が質問・相談しながら理解を深め、意思決定に反映できるような双方向の対話(SDM)が十
分に担保されていない可能性を示唆する。
がん相談支援センターの相談件数は増加しており(判
定A)、体制整備は一定程度進んでいる。
80
分野別アウトカム指標
300004
一方で、小児がん患者において「治療決定までに医療
スタッフから治療に関する十分な情報を得られた割
合」は測定値(中間)が得られておらず、評価はDと
なっている。
81
分野別アウトカム指標
300004
相談件数は増加している一方で、治療決定に必要な情報が患者・家族に十分に届いているかについては課題が残る。特
に再発時には、受診可能な施設や専門医、治験情報等について、地域や施設間で情報格差が生じている。情報格差は治
療機会や予後に直結する。相談件数といった量的指標に加え、治療選択や再発時に必要な情報が適切なタイミングで提
供されたか、治験情報を含め患者・家族が十分に理解・活用できたかといった、情報提供の質を評価する指標の設定が
必要である。
分野別アウトカム指標「治療決定までに医療スタッフから治療に関する十分な情報を得られた患者の割合(小児)」は
測定値(中間)なしのため、評価が難しい。今後も推移をみていくことが必要。
No.
各ブロック
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アウトプット指標
評価される点
#(指標番号)
311102
更なる取り組み、又は改善等が必要な点
相談員のさらなる要請が必要と考えられる
相談員研修を受講したがん相談支援センターの相談員の人数の測定値がベースライン値より減少している。相談件数が
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アウトプット指標
311102
増えているのに人数が減少していることから、相談員1人あたりの負担が増えていると推察される。相談員減少の理由
を検証する必要があると考える。
診断後に仕事を休職・退職することなく継続する患者 仕事の一時中断を余儀なくされるケースは非常に多い。治療前の度重なる検査受診で有給休暇が底を突くことも多く、
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アウトプット指標
311102
の割合が増加しており、早期発見や治療技術の向上
またほとんどの化学療法は最初の1クールを入院で行っている。「治療中も休職することなく仕事を継続する」という
で、日常生活への影響が軽減されている
指標によって、何を測りたいのか明確にしたい。※参考値と比較した意見
(311102・311103共通)
相談員研修の受講者は減少したが、フォローアップ研
67
アウトプット指標
311102
修の受講者数が増加していることから、継続的な学び
の機会は一定程度活用されており、単純に後退との評
価にはあたらない。
現状で把握できることは、研修受講者数の増減のみであり、相談員全体の母数が明らかでないため、研修がどの程度行
き渡っているのかを正確に把握することが難しい。初回研修の受講が一巡し、受講状況が飽和状態に近づいている可能
性も考えられることから、受講者数のみで研修の成果や十分性を評価することには限界がある。全相談員数に対する各
研修の受講者割合といった指標を用いることで、研修の到達度や継続性をより適切に評価できるのではないか。
フォローアップ研修を受講した相談員の人数の測定値
68
アウトプット指標
311103
がベースライン値より増加している。相談員の質が向
上していると推察され評価できる。
フォローアップ研修を受講した相談員は、相談員研修を受講した相談員数(311,102参照)の4割以下にとどまってお
り、この状況についての確認が必要である。基礎研修については受講希望者が多く、現在は科研費を活用し、関係団体
が主催する研修を受講できる体制が整いつつあるが、フォローアップ研修についても、受講機会の拡大を図る必要があ
ると考えられる。
研修自体はオンラインで受講可能であるものの、開催時間が勤務時間中に設定されていることから、業務との両立が難
しく、受講が進みにくい要因となっている可能性がある。また、相談内容が多岐にわたっていること、相談業務に関わ
69
アウトプット指標
311103
受講者数増加は評価できる
る人員配置が十分でないことから、相談員一人ひとりの業務負担が大きく、研修受講のための時間的余裕を確保しにく
い実態がうかがえる。
働き方改革の観点からも、相談員が研修やスキル向上に取り組む時間を業務として適切に位置づけるとともに、業務の
効率化や役割分担の見直しが求められる。その際、相談員の負担軽減と支援の質の向上を図るため、社会保険労務士や
ファイナンシャルプランナー等の外部専門職との連携を、国の支援や既存事業の活用とあわせて進めていくことも有効
である。
これらの取組を通じて、中間アウトカム(312203)の改善や、ライフステージのアウトプット指数(341102)にも寄
与する可能性があると考えられる。
フォローアップ研修の受講者数の伸びは評価できる。
70
アウトプット指標
311103
フォローアップ研修を受けている人の割肺はBLの
31.8%から39.62%に増えている。この割合も評価した
ほうがよいのではないでしょうか。
患者団体には全国あるいは広域で活動している団体が多くある。相談支援センター間で連携可能な患者団体の情報共有
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アウトプット指標
311104
増加傾向であることは評価できる。
をすすめ、エリアを問わず連携可能な団体とその地域の支援に強い団体とを拠点病院ごとに整理し、相談者のニーズに
応じた支援につなげてほしい。
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アウトプット指標
311104
拠点病院等1施設あたりの連携している患者団体の数 取り組むべき施策には、拠点病院等と民間団体による相談機関やピア・サポーター等との連携体制の構築について検討
はベースラインより増加している。
するとあり、患者団体のみならず、それ以外の団体や取組との連携をも評価する枠組みが必要ではないか。
一方、アウトカムでは中間(ピアサポーターの認知度)、分野別(ピアサポート利用が役立った患者割合)はいずれも
減少しており、取り組みの拡充が必ずしも患者の実感につながっていない可能性が示唆される。本指標の基となった
(311104・311105共通)
「取り組むべき施策」では、拠点病院等と民間団体による相談機関やピアサポーター等との連携体制の構築に加え、
連携患者団体数は0.3%増加し、体験を語る場の開催数 ICTの活用や患者団体、社会的人材リソース、さらには地方公共団体の協力も含めた、幅広い相談支援体制の整備が想
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アウトプット指標
311104
も7.8%増加するなど、ピアサポートに関する取り組み 定されている。しかし、指標化にあたっては評価対象が患者団体・ピアサポートに限定されており、本来想定されてい
は量的に拡充しており、特に体験を語る場の開催はほ た多様な相談資源や外部相談機関の活用状況が反映されていない。その結果、患者ニーズの解決手段としての相談支援
ぼ倍増している。
が、特定の形態に偏って運用・評価されている可能性がある。連携数や開催数といった量的指標に加え、患者の年齢や
治療段階、就労・子育ての状況等に応じて、外部の専門相談機関や社会資源を含む多様な相談先につながっているかと
いう観点から、現行指標による評価結果を丁寧に検証していく必要があるのではないか。
・病院外資源との連携が進展していることは評価できる。
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アウトプット指標
311104
連携患者数は増加している
・患者団体との連携数は増加しているが、患者団体の質の担保、患者が実際に支援につながっているかという視点での
評価が今後求められる。
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アウトプット指標
311105
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アウトプット指標
311105
この間、体験を語り合う場がほぼ倍増していることは 希少がんや小児・AYA世代など一つの拠点病院ではピアサポートを実施することが困難な疾患・カテゴリーもある。
評価できる。
開催数は大幅に増加している
ICTを用いたハイブリッドでの開催や、入院・通院患者等によらず病院や地域の枠を超えた開催が必要である。
ピアサポートの場は増加しているが、患者属性やニーズに応じた参加のしやすさやなど、効果の把握が今後の課題と考
える。
拠点病院等1施設あたりの体験を語り合う場の開催数
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アウトプット指標
311105
が倍増している。ピア・サポーターの重要性が拠点病
院で認知されていると考えられ評価できる。
(都道府県がん診療連携病院連絡協議会の部会にて作成されたロジックモデルが秀逸でした。あるべき姿を「初期アウ
78
トカム」として当事者目線で具体化しているもので、引き続き注目していきたいところです)
◆情報提供について
一方で、アウトプットのコア指標である「がんと診断されてから病気や療養生活について相談できたと感じるがん患者
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全体
当該指標は75.0%→88.5%(判定A)と向上しており、 の割合」は 76.3%→60.6%(判定C)と低下している。 この乖離は、医療者からの情報提供への満足が一定程度確保さ
取組の成果として評価できる。
れている一方で、患者側が質問・相談しながら理解を深め、意思決定に反映できるような双方向の対話(SDM)が十
分に担保されていない可能性を示唆する。
がん相談支援センターの相談件数は増加しており(判
定A)、体制整備は一定程度進んでいる。
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分野別アウトカム指標
300004
一方で、小児がん患者において「治療決定までに医療
スタッフから治療に関する十分な情報を得られた割
合」は測定値(中間)が得られておらず、評価はDと
なっている。
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分野別アウトカム指標
300004
相談件数は増加している一方で、治療決定に必要な情報が患者・家族に十分に届いているかについては課題が残る。特
に再発時には、受診可能な施設や専門医、治験情報等について、地域や施設間で情報格差が生じている。情報格差は治
療機会や予後に直結する。相談件数といった量的指標に加え、治療選択や再発時に必要な情報が適切なタイミングで提
供されたか、治験情報を含め患者・家族が十分に理解・活用できたかといった、情報提供の質を評価する指標の設定が
必要である。
分野別アウトカム指標「治療決定までに医療スタッフから治療に関する十分な情報を得られた患者の割合(小児)」は
測定値(中間)なしのため、評価が難しい。今後も推移をみていくことが必要。