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資料3 的場哲哉 九州大学大学院医学研究院循環器内科学准教授 提出資料 (18 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/iryou/studygloup/20251014/agenda.html
出典情報 医療等情報の利活用の推進に関する検討会(第4回 10/14)《内閣府》
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循環器領域の学会データベースの現状と課題
• 循環器領域においては日本循環器学会 循環器疾患診療実態調査(JROAD)、
JROAD-DPCを中心に、手術データベースとしてJCVSD、J-PCI、J-EVT/SHD、J-AB等が
独立しており、多くは手入力で構築されている。
• 臨床効果データベース(CLIDAS研究)は「部門システム」データの標準化と詳細予後デー
タの結合により、「深い」データベースを効率良く構築し、医学論文や産学連携研究で評価が
得られている。
• 学会データベース間の同一患者の結合には、民間で利用可能な医療用IDが望まれる。
• 長期予後情報の収集において、
• 全国医療情報プラットフォームの一次利用の普及が望まれる(診療情報提供書・退院サマリーの取得)。
• 次世代医療基盤法・公的DBとの連携におけるNDB情報、死亡情報の利用は有用だが、解析環境の
ハードルなどの課題が残る。

• 循環器病登録の法制化、システムベンダーによる標準形式採用などには推進力も必要。
• 医学的視点による適材(データベース)適所(研究目的)で構築・利用すべき。
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