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資料3 的場哲哉 九州大学大学院医学研究院循環器内科学准教授 提出資料 (16 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/iryou/studygloup/20251014/agenda.html
出典情報 医療等情報の利活用の推進に関する検討会(第4回 10/14)《内閣府》
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学会等データベース間の連携には
民間で二次利用可能な医療用IDが必要
現状の問題点
• CLIDAS研究内では、各施設における患者ID+秘匿Keyを用いたHash IDによって、カルテ情
報(臨床転帰・予後情報)と検体検査、心電図、放射線画像などの多モダリティデータを
結合している。
• CLIDASと手術レジストリ、疾患レジストリ、等との連結のためには、現状では各医療機関内で
再識別した病院IDを使用しており、手順・負担が大きい。
今後の展望
• 民間(学会)で二次利用可能な医療用ID(≒マイナンバー)を利用できれば、データベー
ス結合の省力化に繋がる。(データベースの連結においては各データベースの医学系研究倫
理指針による倫理審査が必要)
• デンマークの事例:暗号化されたCivil Personal Registration [CPR] 番号が健康・医
療関係レジストリに記録されており、データベース間のリンクが可能。
Eur J Epidemiol. 2014 Aug;29(8):541-9. doi: 10.1007/s10654-014-9930-3.

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