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1.外来について(その2)総ー1 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64741.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第621回 10/17)《厚生労働省》
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これまでの外来医療に関する主な意見
<令和7年7月16日 中医協総会 外来について(その1)>
(かかりつけ医機能)
○ かかりつけ医機能報告制度の施行により、医療機関から都道府県への報告が始まり、各医療機関の機能が可視化さ
れる見通しである。本制度における1号機能は、「日常的な診療を総合的かつ継続的に行う機能」とされているが、
現行の診療報酬ではその評価が十分でない。1号機能は、かかりつけ医機能の出発点として極めて重要であり、体制
整備の評価を抜本的に見直す議論が必要である。
○ かかりつけ医機能報告制度が開始され、国民にもその機能が見えやすくなることを踏まえれば、診療報酬について
もかかりつけ医機能報告制度と整合する方向で整理していくことが、国民や患者の目線からも分かりやすく、望まし
いのではないか。
○ 要支援・要介護高齢者の患者が増加することを踏まえると、医療と介護の連携や、多職種連携がより一層重要とな
る。
○ 機能強化加算や地域包括診療料の届出数は横ばいであり、地域包括診療加算の伸びも鈍化している。これは算定要
件が厳しいことが一因と考えられるが、現在算定していない医療機関についても、かかりつけ医機能を発揮している
医療機関は多く存在しており、このような医療機関を適切に評価し、かかりつけ医機能の普及を図ることが重要であ
る。その際には、かかりつけ医機能を評価するそれぞれの加算等がつくられた際の趣旨や評価の対象等を踏まえて議
論すべきである。
○ かかりつけ医機能報告制度は、かかりつけ医を認定する制度ではなく、地域の医療機関がそれぞれの専門性や機能
に応じて役割分担と連携を行い、地域全体で患者を支える体制を構築するための制度であり、本制度を診療報酬上の
評価と結びつけて議論するべきではない。

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