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05【資料3】新型コロナワクチンの接種について (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25379.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第32回 4/27)《厚生労働省》
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2.本日の論点:【2】初回シリーズの接種から3回目接種までの接種間隔について
(1)オミクロン株の新型コロナワクチンへの影響

オミクロン株に対する新型コロナワクチンの有効性(発症予防効果)

再掲

新型コロナワクチンのオミクロン株に対する発症予防効果は、2回目接種直後からデルタ株に対する発症予防効果よ
り低く、ファイザー社又はモデルナ社ワクチンを2回接種した2-4週後は65-70%であったが、25週後までに約
15%まで低下した。ファイザー社ワクチンを用いて初回シリーズの接種を行った後、追加接種2-4週後は60-75%
と回復するものの、20週後以降はほぼ効果が見られなかった。

英国健康安全保障庁(UKHSA)の報告1(2022/4/21最終更新)

ファイザー社ワクチン2回目接種後及び追加接種後の
発症予防効果の推移

研究内容:18歳以上の者を対象に、テストネガティブデザインの症例対照
研究を用いて、オミクロン株及びデルタ株に対する新型コロナワクチン
(アストラゼネカ社ワクチン、ファイザー社ワクチン、モデルナ社ワク
チン)の2回目接種後、追加接種(ファイザー社又はモデルナ社ワクチ
ン)後の発症予防効果の推移を分析した。
結果:全ての期間において、オミクロン株に対する発症予防効果はデル
タ株に対する発症予防効果よりも低かった。
 ファイザー社又はモデルナ社ワクチンの2回目接種後の発症予防効果
—2ー4週後は65ー70%
—25週後までに約15%まで低下
• ファイザー社ワクチン2回接種+追加接種後の発症予防効果
—2ー4週後は60ー75%
—20週後以降はほぼ効果なしまで低下
また、ワクチンの有効性は概して若年者で高齢者よりも若干高かった。

1. COVID-19 vaccine surveillance report Week 16 UK Health Security Agency 2022/4/21

モデルナ社ワクチン2回目接種後及び追加接種後の
発症予防効果の推移

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