免疫アレルギー疾患実用化研究事業

令和７年度当初予算額
6.7億円

（保健衛生医療調査等推進事業費補助金）

（令和６年度 7.1億円）

アレルギー疾患対策基本法(H26年成立）

免疫アレルギー疾患研究10か年戦略(H31年発出）

アレルギー疾患の本態解明、革新的なアレルギー疾患の予防、診断
及び治療に関する方法の開発、重症化予防に資する研究の推進

疾患活動性や生活満足度の見える化、病態の見える化に基づく層別化医療
および予防的・先制的医療の実現

戦略１：本態解明 先制的医療等を目指す免疫アレルギーの本態解明に関する基盤研究：多様性と層別化、予防的・先制的医療、宿主因子と外的因子、臓器連関・異分野融合
戦略２：社会の構築 免疫アレルギー研究の効果的な推進と社会の構築に関する横断研究：患者・市民参画、アンメットニーズ、臨床研究基礎基盤、国際連携・人材育成
戦略３：疾患特性 ライフステージ等免疫アレルギー疾患の特性に注目した重点研究：母子関連・移行期、成人発症、重症・難治性・治療抵抗性、希少疾患

エビデンス創出
診療の質向上に資する
エビデンス創出
ゲノム・データ基盤

疾患基礎研究

病態解明治療研究
患者調査

実用化に向けた基礎的研究

医薬品・医療機器等開発
Step 0

継続 1課題 新規2課題

継続 19課題

新規 14課題

Step 1

Step 2

医薬品

継続 1課題

新規１課題

これまでの代表的成果
乳児期のアトピー性皮膚炎への“早期治療介入”が 鶏卵アレルギーの
発症予防につながる
～二重抗原曝露仮説を実証する世界で初めての研究成果～

過去最大規模の免疫フェノタイプ解析で自己免疫疾患の患者を層別化
～関節リウマチもしくは全身性エリテマトーデスの免疫フェノタイプ
に近い患者群に分類されることが判明～

食物アレルギーの発症リスクが高い、
乳児期早期発症のアトピー性皮膚炎の
赤ちゃんに対する早期の積極的治療が
食物アレルギーの発症を予防すること
を世界で初めて実証した

Journal of Allergy and Clinical Immunology, 2023

11の自己免疫疾患の患者1,000名の
血液を対象に、免疫フェノタイプ解
析で46種類の免疫細胞を定量化し、
自己免疫疾患と免疫細胞のつながり
を表すネットワークを明らかにした

Annals of the Rheumatic Diseases, 2023

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