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資料1 令和7年度のアレルギー疾患対策について (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_62784.html
出典情報 アレルギー疾患対策推進協議会(第19回 9/3)《厚生労働省》
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中間評価を踏まえ、今後推進すべき研究
戦略1:本態解明

戦略2:社会構築

戦略3:疾患特性

「先制的医療等を目指す免疫アレルギー
の本態解明に関する基盤研究」

「免疫アレルギー研究の効果的な推進と社
会の構築に関する横断研究」

「ライフステージ等免疫アレルギー疾患の

1-1 免疫アレルギー疾患の多様性の理解
と層別化に資する基盤研究

2-1 患者・市民参画による双方向性の免疫
アレルギー研究の推進に関する研究

3-1 母子関連を含めた小児および移行期の
免疫アレルギー疾患研究

○患者・研究者・市民への効果的な情報発信を推
進し、PPIの共通認識の醸成に資する研究
○患者(会)を含む研究協力体制の構築、事例集等
の蓄積を行う研究 等

○急増する疾患の実態把握及び病態解明研究
〇母体情報、遺伝学的要因及び環境要因を統合的
に解析した病態解明研究 等

○最新の解析技術を用い、適宜既存の動物モ
デルを活用した、個々の疾患病態を理解する
研究
○大部分を占める軽症から中等症症例に対す
る最適医療の推進に資する研究 等

PPI: Patient and Public Involvement

特性に注目した重点研究」

2-2 免疫アレルギー研究におけるアンメッ
トメディカルニーズ等の調査研究開発

3-2 高齢者を含めた成人発症免疫アレル
ギー疾患研究

○最新の科学的手法を用いて先制医療の対象
を明らかにする研究 等

○アンメットニーズ解決に資する、デジタル基盤
を活用した社会実装をめざす研究
○アンメットニーズに対する縦断かつ横断的な調
査基盤の構築を行う研究 等

○免疫学的老化や加齢性の疾患特性変化のメカニ
ズムを解明する研究
○年齢層毎の予防・診断・治療戦略の構築を推進
する研究 等

1-3 免疫アレルギー疾患における宿主
因子と外的因子の関係に着目した基盤
研究

2-3 免疫アレルギー研究に係る臨床研究基
盤構築に関する開発研究

1-2 将来の予防的・先制的医療の実用
化を目指す研究開発

○アレルギーに関わる環境の整備につながる
研究及び他領域との連携研究 等

1-4 臓器連関・異分野融合に関する免疫
アレルギー研究開発
○炎症・免疫や神経等、相互に影響する新た
な分子機構の解明研究
○多元的データをAI等の活用を通じて、治療
標的の創出、治療の高精度化を目指す研究


○全国の、研究協力可能な患者・医療機関と繋が
りやすい、診療ネットワークを活用した研究
○拠点病院等を活用したアレルギー疾患有病率の
継続的な疫学調査 等

2-4 免疫アレルギー研究における国際連携、
人材育成に関する基盤構築研究
○国際的若手研究者の育成基盤及び研究体制の確
立と、それらを活用した研究
○継続的な横断的アレルギー診療教育・リカレン
ト教育の有効性を実証する研究 等

3-3 重症・難治性・治療抵抗性の免疫アレ
ルギー疾患研究
○免疫学的基礎研究による重症・難治性・治療抵
抗性の病態解明
○重症・難治性・治療抵抗性の免疫アレルギー疾
患が各ライフステージに与える影響等の評価 等

3-4 希少疾患と関連する免疫アレルギー疾
患研究
○希少疾患領域と連携し、単一遺伝子変異を含む
希少免疫アレルギー疾患研究の継続 等

戦略横断的な推進に繋がる項目
1. 個々の患者における病態をより詳細に理解するために、最新の科学的手法を最大限に活用して免疫アレルギー研究を行うこと
2. レジストリーやバイオバンク、国内外のネットワークを活用し持続可能な研究基盤体制を充実させていくこと
3. 患者数が急増するアレルギー疾患やアレルギー類縁疾患の病態解明及び適切な情報提供に向けて他疾患領域との連携をしていくこと
4. 研究成果の社会実装に向けた研究開発インフラと積極的に連携していくこと
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