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資料2 臨床研究中核病院の承認要件に係る取扱いについて (12 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_62409.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 臨床研究部会(第44回 8/27)《厚生労働省》 |
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(参考:神戸大学医学部附属病院報告書)
厚生科学審議会臨床研究部会 御中
2025 年2 月17 日
神戸大学医学部附属病院
病院長 眞庭 謙昌
臨床研究中核病院としての令和5年度(2023 年度)業務報告書「様式2(特定臨床研究に関する
計画の立案および実施の実績)
」の「2 論文発表の実績(1)特定臨床研究の実施に伴い発表された論
文の実績」において、要件を満たさなかった件に関する経緯と改善策につき、ご報告いたします。
1.
該当論文件数の推移
承認要件のうち、「2 論文発表の実績(1)特定臨床研究の実施に伴い発表された論文の実績」につ
いては、3年間で「特定臨床研究の実施に伴い発表した質の高い論文」と判断されるものを45件以上(こ
のうち、プロトコール論文についてはすでに症例登録がなされているものを対象とし6件以下とする
こと)とされているところですが、本院の実績は表1のとおりでした。
表1 特定臨床研究の実施に伴い発表された論文の実績(PubMed登載件数)
2020 年度
(令和2年度)
2021年度
(令和3年度)
2022 年度
(令和4年度)
2023年度
(令和5年度)
該当結果論文件数
19
6
14
11
該当プロトコール論文件数
4
2
4
2
合 計
23
8
18
13
2020~2022 年度の実績は 19+6+14+(プロトコール6)= 45 件/3 年間であり、2022年度報告書
として、要件を充足していた。
2021~2023 年度の実績は 6+14+11+(プロトコール6)= 37 件/3 年間であり、2023 年度報告
として、要件の充足に結果論文8件が不足していた。
2. 令和 5年度(2023 年度)要件未達の経緯
臨床研究中核病院承認要件の充足状況については、当院において隔月で開催される特定臨床研究
管理委員会にて随時最新の状況が報告され、同委員会と交互に隔月で開催され全診療科の臨床研究
マネージャーが出席する臨床研究マネージャー会議にても同様に最新の状況を随時伝達していまし
た。加えて、当院では臨床研究中核病院承認の前年度(2020年度)に採択された結果論文件数が19
件と多数存在し、これらが2023年度以降に承認要件として積算不可となるため、論文件数の要件充
足維持に向けて一層の促進的な取組みが必要と判断し、さらに2021年9月より、毎月開催される病院
執行部会議および、全診療科長・病院幹部が出席する病院運営審議会においても、追加して要件充
足に向けた不足数の随時周知と結果論文の早期投稿要請を繰り返し行うことにいたしました。さら
に2022年12月より、要件対象となる特定臨床研究の新規実施に対するインセンティブと併せ、要件
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厚生科学審議会臨床研究部会 御中
2025 年2 月17 日
神戸大学医学部附属病院
病院長 眞庭 謙昌
臨床研究中核病院としての令和5年度(2023 年度)業務報告書「様式2(特定臨床研究に関する
計画の立案および実施の実績)
」の「2 論文発表の実績(1)特定臨床研究の実施に伴い発表された論
文の実績」において、要件を満たさなかった件に関する経緯と改善策につき、ご報告いたします。
1.
該当論文件数の推移
承認要件のうち、「2 論文発表の実績(1)特定臨床研究の実施に伴い発表された論文の実績」につ
いては、3年間で「特定臨床研究の実施に伴い発表した質の高い論文」と判断されるものを45件以上(こ
のうち、プロトコール論文についてはすでに症例登録がなされているものを対象とし6件以下とする
こと)とされているところですが、本院の実績は表1のとおりでした。
表1 特定臨床研究の実施に伴い発表された論文の実績(PubMed登載件数)
2020 年度
(令和2年度)
2021年度
(令和3年度)
2022 年度
(令和4年度)
2023年度
(令和5年度)
該当結果論文件数
19
6
14
11
該当プロトコール論文件数
4
2
4
2
合 計
23
8
18
13
2020~2022 年度の実績は 19+6+14+(プロトコール6)= 45 件/3 年間であり、2022年度報告書
として、要件を充足していた。
2021~2023 年度の実績は 6+14+11+(プロトコール6)= 37 件/3 年間であり、2023 年度報告
として、要件の充足に結果論文8件が不足していた。
2. 令和 5年度(2023 年度)要件未達の経緯
臨床研究中核病院承認要件の充足状況については、当院において隔月で開催される特定臨床研究
管理委員会にて随時最新の状況が報告され、同委員会と交互に隔月で開催され全診療科の臨床研究
マネージャーが出席する臨床研究マネージャー会議にても同様に最新の状況を随時伝達していまし
た。加えて、当院では臨床研究中核病院承認の前年度(2020年度)に採択された結果論文件数が19
件と多数存在し、これらが2023年度以降に承認要件として積算不可となるため、論文件数の要件充
足維持に向けて一層の促進的な取組みが必要と判断し、さらに2021年9月より、毎月開催される病院
執行部会議および、全診療科長・病院幹部が出席する病院運営審議会においても、追加して要件充
足に向けた不足数の随時周知と結果論文の早期投稿要請を繰り返し行うことにいたしました。さら
に2022年12月より、要件対象となる特定臨床研究の新規実施に対するインセンティブと併せ、要件
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