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参考資料4.セルフメディケーション税制による 薬剤費抑制効果の検証(西川・大橋 RIETI Discussion Paper Series 22-J-039(2022)(独)経済産業研究所) (31 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59938.html
出典情報 セルフケア・セルフメディケーション推進に関する有識者検討会(第4回 7/25)《厚生労働省》
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表 5 記述統計量
平均値

標準偏差

最小値

最大値

患者の受診行動(n=84966565)
医療機関への受診(1: 受診あり

0: 受診なし)

政策ダミー(1: セルフメディケーション税制導入後
年齢
男性ダミー(1: 男性

0.050

0.217

0.000

0.661

0.473

0.000

1.000

33.671

18.482

0.000

74.000

0: 同税制導入前)

0: 女性)

1.000

0.556

0.497

0.000

1.000

花粉飛散量

73.944

42.184

21.213

185.474

タイムトレンド(2015年1月を1とする)

29.718

16.450

2.000

53.000

医薬品のシェア

0.004

0.009

2.97E-07

0.159

アウトサイドグッズ(処方なし患者)のシェア

0.115

0.060

0.034

0.336

1日当たりの自己負担額

37.201

30.315

0.490

255.040

薬価差益

3.441

5.999

-5.712

56.070

サブ・グループ内シェア

0.108

0.206

5.21E-06

1.000

グループ内シェア

0.162

0.177

0.000

1.000

0.647

0.478

0.000

1.000

花粉飛散量

74.582

42.864

21.213

185.474

タイムトレンド(2015年1月を1とする)

29.179

16.836

2.000

53.000

上市後の経過年数

11.359

11.093

0.000

65.333

単位当たりの容量

23.979

37.258

0.500

225.000

0.177

0.381

0.000

1.000

0.077

0.267

0.000

1.000

0.633

0.482

0.000

1.000

0.491

0.500

0.000

1.000

0.234

0.424

0.000

1.000

医師の処方行動(n=36262)

政策ダミー(1: セルフメディケーション税制導入後

ブランド医薬品ダミー(1: ブランド医薬品
カプセル剤ダミー(1: カプセル剤
診療所ダミー(1: 診療所

0: 同税制導入前)

0: ジェネリック医薬品)

0: 錠剤)

0: 病院)

院内処方ダミー(1: 院内処方の医療機関

0: 院外処方の医療機関)

70歳以上グループダミー(1: 70歳以上への処方

0: 69歳以下への処方)

※患者の受診行動の分析では、分析期間中にレセプトを収集できた全被保険者の個票データを用いた。対して、医師の処方行動の分析では、患者の受診行動で用いた
データセットから医療機関へ受診したデータを抽出し、さらに医薬品レベルで集計し直したものをデータセットとして用いた。そのため、患者の受診行動と医師の処
方行動で標本数が大きく異なる。

表 6 患者の受診行動の推定結果
政策ダミー
年齢

限界効果

(1)

-1.530 ***
0.844 ***

標準誤差
0.106
0.001

限界効果

(2)

-1.428 ***

標準誤差
0.093

0.751 ***

0.002

限界効果

(3)

-1.866 ***
0.824 ***

標準誤差
0.138

0.004

限界効果

(4)

-2.988 ***
0.886 ***

年齢の2乗

-0.001 ***

8.2E-07

-0.001 ***

1.9E-06

-0.001 ***

3.6E-06

-0.001 ***

花粉飛散量

-0.066 ***

0.002

-0.058 ***

0.002

-0.004

0.003

0.131 ***

性別

花粉飛散量の2乗
タイムトレンド

タイムトレンドの2乗

-3.735 ***

0.047

0.001 ***

1.0E-05

1.814 ***

0.035

-6.753 ***

0.164

-2.217 ***

0.112

0.001 ***

8.1E-06

1.989 ***

0.034

-7.582 ***

0.154

-7.491 ***

0.199

-3.134 ***

標準誤差
0.132
0.002

2.2E-06
0.130

0.007

0.001 ***

1.3E-05

1.1E-04 ***

2.7E-05

2.395 ***

0.048

2.451 ***

0.050

-10.075 ***

0.210

-8.850 ***

0.239

No

Yes

Yes

Yes

分析期間

各年2~5月

各年2~5月

各年2~5月

各年3・4月

標本数

84966565

84966565

39658340

42616157

固定効果
分析対象

全員

全員

継続加入者のみ

全員

※限界効果、標準誤差については、全て1e+3を乗じた数値で示している。タイムトレンドおよびその2次項には対数変換した値を用いた。継続加入者とは2015年1月か

ら2018年8月の全期間に加入していた被保険者を指す。全てのモデルで頑健な標準誤差を用いた。***、**、*は、それぞれ1%、5%、10%水準で統計的に有意であること
を示す。

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