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2025年7月10日 記者会見資料 (7 ページ)

公開元URL https://hodanren.doc-net.or.jp/wp-content/uploads/2019/09/otckisyakaiken250710.pdf
出典情報 国保険医団体連合会 日本アトピー協会 記者会見(7/10)《全国保険医団体連合会、日本アトピー協会》
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3.1 治療の目標
治療の最終目標(ゴール)は、症状がないか、あっても軽微で、日常生活に支障がなく薬物療法もあ
まり必要としない状態に到達し、それを維持することである。
また、このレベルに到達しない場合でも、症状が軽微ないし軽度で、日常生活に支障をきたすよう
な急な悪化がおこらない状態を維持することを目標とする。

3.2 治療方法
アトピー性皮膚炎は遺伝的素因も含んだ多病因性の疾患であり、疾患そのものを確実に完治させ
うる治療法はない。薬物療法は対症療法を行うことが原則である。

3.3 薬物療法
現時点において、アトピー性皮膚炎の炎症を十分に鎮静するための薬剤で、有効性と安全性が多く
の臨床研究で検討されている外用薬は、ステロイド外用薬、タクロリムス軟膏、デルゴシチニブ軟
膏、ジファミラスト軟膏の 4 種類である。
出典:アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2024 より抜粋

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