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参考資料3 がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(健発第0331058号平成20年3月31日厚生労働省健康局長通知別添) (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59042.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第44回 6/23)《厚生労働省》
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・体制的指標」として、「事業評価のためのチェックリスト」及び「仕様書に
明記すべき最低限の精度管理項目」が示され、「プロセス指標」として、がん
検診受診率、要精検率、精検受診率、陽性反応適中度、がん発見率等の許容値
が示された。
がん検診の事業評価を行うに当たっては、「事業評価のためのチェックリスト」
等により実施状況を把握するとともに、がん検診受診率、要精検率、精検受診
率等の「プロセス指標」に基づく評価を行うことが不可欠である。
なお、報告書の「事業評価のためのチェックリスト」については、国立がん研究
センターが示す「事業評価のためのチェックリスト」(以下「チェックリスト」と
いう。)に置き換えることとする。
報告書の見直しが行われた場合は、新たな内容に基づき事業評価を行うこと
とする。


胃がん検診

(1)検診項目及び各検診項目における留意点
胃がん検診の検診項目は、問診 に加え、 胃部エックス線検査又は胃内視鏡検
査のいずれかとする。 市町村は、胃部エックス線検査及び胃内視鏡検査を併せ
て提供しても差し支えないが、この場合、受診者は、胃部エックス線検査又は
胃内視鏡検査のいずれかを選択するものとする。


問診
問診に当たっては、現在の症状、既往歴、家族歴及び過去の検診の受診状
況等を聴取する。



胃部エックス線検査


胃部エックス線検査は、胃がんの疑いがある者を効率的にスクリーニン
グする点を考慮し、原則として間接撮影とする。
ただし、地域の実情に応じ、直接撮影を用いても差し支えない。
なお、間接撮影は、7×7㎝以上のフィルムを用い、撮影装置は、被曝
線量の低減を図るため、イメージ・インテンシファイア方式が望ましい。



撮影枚数は、最低8枚とする。



撮影の体位及び方法は、日本消化器がん検診学会 による「新・胃X線撮
影法ガイドライン改訂版(2011年)」を参考にすること。



造影剤の使用に当たっては、その濃度を適切に保つとともに、副作用等
の事故に注意する。



胃部エックス線写真の読影は、原則として十分な経験を有する2名以上
の医師によって行い、その結果に応じて、過去に撮影した胃部エックス線
写真と比較読影することが望ましい。



胃内視鏡検査

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