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参考資料3 がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(健発第0331058号平成20年3月31日厚生労働省健康局長通知別添) (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59042.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第44回 6/23)《厚生労働省》
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ックス線検査の実施可否に係る事項等を聴取する。なお、質問は必ずしも対
面による聴取で実施する必要はなく、受診者に自記式の質問用紙を記載させ
ることをもって代えることができる。


乳房エックス線検査


別紙の2 (1)②アに規定する基準に適合した実施機関において、両側
乳房について、内外斜位方向撮影を行う。



40歳以上50歳未満の対象者については、アの内外斜位方向撮影と共
に頭尾方向撮影も併せて行う。



乳房エックス線写真の読影は、適切な読影環境の下で、二重読影(この
うち1名は、十分な経験を有する医師であること。)により行う。 過去に
撮影した乳房エックス線写真と比較読影することが望ましい。

(2)結果の通知
検診の結果については、精密検査の必要性の有無を 附し、受診者に速やかに
通知する。
(3)記録の整備
検診の記録は、氏名、年齢、住所、過去の検診の受診状況、 画像の読影の結
果(視触診を実施した場合は、視触診の結果を含む)、精密検査の必要性の有無
等を記録する。
また、受診指導の記録を併せて整理するほか、必要に応じて個人票を作成し、
医療機関における確定診断の結果及び治療の状況等を記録する。
(4)事業評価
乳がん検診の実施に当たっては、適切な方法及び精度管理の下で実施するこ
とが不可欠であることから、市町村は、チェックリスト(市町村用)を参考と
するなどして、検診の実施状況を把握する。その上で、保健所、地域医師会及
び検診実施機関等関係者と十分協議を行い、地域における実施体制の整備に努
めるとともに、乳がん部会における検討結果を踏まえ、その指導又は助言に基
づき、検診実施機関の選定及び実施方法等の改善を行う。
また、都道府県は、乳がん部会において、地域がん登録 及び全国がん登録を
活用するとともに、チェックリスト(都道府県用)を参考とするなどして、がん
の罹患動向、検診の実施方法及び精度管理の在り方等について専門的な見地から
検討を行う。さらに、チェックリスト(市町村用)の結果を踏まえ、市町村に対
する技術的支援及び検診実施機関に対する指導を行う。
なお、乳がん検診における事業評価の基本的な考え方については、報告書を
参照すること。
(5)検診実施機関


検診実施機関は、適切な方法及び精度管理の下で乳がん検診が円滑に実施さ

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