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令和6年度 厚生労働科学特別研究事業 再生医療等安全性確保法におけるリスク分類の見直しに資する調査研究 総括研究報告書[404KB] (8 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58780.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 再生医療等評価部会(第107回 5/13)《厚生労働省》 |
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厚生労働省科学特別研究事業
3. リスク分類の見直し
新規技術:オルガノイド
• 臨床応用として、臓器の代用として移植医療として活用する方法、診断ツールとして活用
する方法、薬剤の評価ツールとして活用する方法が開発されている。オルガノイドとオ
ミックス解析、ゲノム編集、AIなどの他分野技術との融合で加速度的な発展が期待される。
• 安全性リスクとして、嚢胞形成やオフターゲット組織形成が懸念されている。
• ヒトへ投与した事例は、ES細胞由来膵島オルガノイド(2021年)、生検由来消化管上皮オ
ルガノイド(2022年)、iPS細胞由来網膜オルガノイド(2023年)の3例が報告されてい
る。
• 臨床応用をする上で、製造上の課題(生物由来原料の選定、スケールアップ時の細胞極性
保持、機能活性を維持した保存法)と規格上の課題(規格基準、投与量を規定できる指標、
機能を担保する指標)が存在している。
8
3. リスク分類の見直し
新規技術:オルガノイド
• 臨床応用として、臓器の代用として移植医療として活用する方法、診断ツールとして活用
する方法、薬剤の評価ツールとして活用する方法が開発されている。オルガノイドとオ
ミックス解析、ゲノム編集、AIなどの他分野技術との融合で加速度的な発展が期待される。
• 安全性リスクとして、嚢胞形成やオフターゲット組織形成が懸念されている。
• ヒトへ投与した事例は、ES細胞由来膵島オルガノイド(2021年)、生検由来消化管上皮オ
ルガノイド(2022年)、iPS細胞由来網膜オルガノイド(2023年)の3例が報告されてい
る。
• 臨床応用をする上で、製造上の課題(生物由来原料の選定、スケールアップ時の細胞極性
保持、機能活性を維持した保存法)と規格上の課題(規格基準、投与量を規定できる指標、
機能を担保する指標)が存在している。
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