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令和6年度 厚生労働科学特別研究事業 再生医療等安全性確保法におけるリスク分類の見直しに資する調査研究 総括研究報告書[404KB] (15 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58780.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 再生医療等評価部会(第107回 5/13)《厚生労働省》 |
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厚生労働省科学特別研究事業
5. 細胞外小胞等による治療および臨床試験に関する調査報告
安全性と国際ガイドライン
•
EVsを用いた治療において、重篤な有害事象の報告はほとんど認められていない。
•
国際的には、CTTI(2021)、ISEV(2020)、FDA(2022)などの国際ガイドラインに準拠
した試験が推奨されている。
•
EVs関連の特許は286件で、2023年以降急増しており(2022年 12報→2023年 123報)、特
許保有者としては、韓国の複数のアカデミアが上位に入っている。
•
特許の対象疾患は「がん」が最多(106報)、他に炎症性疾患、免疫疾患、神経変性疾患、
感染症、代謝疾患が含まれる。特許はEV組成、治療法、製造工程、診断技術など多岐にわた
り、特にCD81、CD63、CD9といったEVマーカーを用いた検査・診断に関する出願が多い。
•
EV自体に関する技術だけでなく、EVを産生する細胞に関する技術も数多く出願されていた。
作用機序はmiRNA、幹細胞刺激・修飾などが多くみられた。
15
5. 細胞外小胞等による治療および臨床試験に関する調査報告
安全性と国際ガイドライン
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EVsを用いた治療において、重篤な有害事象の報告はほとんど認められていない。
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国際的には、CTTI(2021)、ISEV(2020)、FDA(2022)などの国際ガイドラインに準拠
した試験が推奨されている。
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EVs関連の特許は286件で、2023年以降急増しており(2022年 12報→2023年 123報)、特
許保有者としては、韓国の複数のアカデミアが上位に入っている。
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特許の対象疾患は「がん」が最多(106報)、他に炎症性疾患、免疫疾患、神経変性疾患、
感染症、代謝疾患が含まれる。特許はEV組成、治療法、製造工程、診断技術など多岐にわた
り、特にCD81、CD63、CD9といったEVマーカーを用いた検査・診断に関する出願が多い。
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EV自体に関する技術だけでなく、EVを産生する細胞に関する技術も数多く出願されていた。
作用機序はmiRNA、幹細胞刺激・修飾などが多くみられた。
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