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2026年度診療報酬改定等に関する要望 関連資料① (39 ページ)
出典
公開元URL | https://secure.nippon-pa.org/ |
出典情報 | 2026年度診療報酬改定等に関する要望書(5/16)《日本保険薬局協会》 |
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要望事項4
4.かかりつけ及び在宅医療に係る対人業務の評価
今後、人的リソース不足が深刻化する見通しの一方で、高齢化はさらに進み、かかりつけ
薬剤師や在宅訪問薬剤管理に係る対人業務の重要性は増々高まることから、より一層推
進され、かつ、持続可能な報酬体系でなければならない。
① かかりつけ薬剤師の要件のうち、「当該保険薬局に継続して1年以上在籍」の要件は、
出産・育児休業後の薬剤師の職場復帰の妨げや、薬剤師としての多様な経験・資質
向上を目的とした勤務薬局変更、臨床研修受講の妨げとなっているため廃止または
緩和を要望する。緩和の場合は例えば当該地域(二次医療圏内)に1年在籍とす
るなどの要件改定が考えられる。
② 在宅訪問薬剤管理について、現行の評価では推進どころか現状を維持することも困
難である。 まず、在宅訪問薬剤管理にかかる運営コストに見合った持続可能な評価
とすること、さらに一層の推進に対するインセンティブとなる報酬体系を要望する。
③ 在宅業務においては、治療に係る多職種間のシームレスな情報連携、治療を受ける
患者のみならず、その家族の負担を軽減するために、頻繁な訪問や相談応需等、臨
機応変、かつ、柔軟な対応を行っている。
➢ 認知症の人やその家族を支えるための多職種連携や、薬物治療上の成果を評価することを要望する。
➢ 外来治療から在宅療養への移行時に、患家を訪問し、多職種と連携して訪問薬剤管理指導のための服薬
状況の確認や薬剤の管理等の必要な指導等を実施した場合の評価を要望する(在宅移行初期管理料
の外来治療患者への適応)
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4.かかりつけ及び在宅医療に係る対人業務の評価
今後、人的リソース不足が深刻化する見通しの一方で、高齢化はさらに進み、かかりつけ
薬剤師や在宅訪問薬剤管理に係る対人業務の重要性は増々高まることから、より一層推
進され、かつ、持続可能な報酬体系でなければならない。
① かかりつけ薬剤師の要件のうち、「当該保険薬局に継続して1年以上在籍」の要件は、
出産・育児休業後の薬剤師の職場復帰の妨げや、薬剤師としての多様な経験・資質
向上を目的とした勤務薬局変更、臨床研修受講の妨げとなっているため廃止または
緩和を要望する。緩和の場合は例えば当該地域(二次医療圏内)に1年在籍とす
るなどの要件改定が考えられる。
② 在宅訪問薬剤管理について、現行の評価では推進どころか現状を維持することも困
難である。 まず、在宅訪問薬剤管理にかかる運営コストに見合った持続可能な評価
とすること、さらに一層の推進に対するインセンティブとなる報酬体系を要望する。
③ 在宅業務においては、治療に係る多職種間のシームレスな情報連携、治療を受ける
患者のみならず、その家族の負担を軽減するために、頻繁な訪問や相談応需等、臨
機応変、かつ、柔軟な対応を行っている。
➢ 認知症の人やその家族を支えるための多職種連携や、薬物治療上の成果を評価することを要望する。
➢ 外来治療から在宅療養への移行時に、患家を訪問し、多職種と連携して訪問薬剤管理指導のための服薬
状況の確認や薬剤の管理等の必要な指導等を実施した場合の評価を要望する(在宅移行初期管理料
の外来治療患者への適応)
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