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資料1_かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に向けた論点について (61 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39637.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第4回 4/12)《厚生労働省》
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令和5年11月20日「第1回 医療機能情報提供制度・医療広告等に関する分科会」における主な意見
【医療機能情報提供制度の運用について】
○医療情報ネットの認知度が低い。本当に必要な方に情報が伝わるよう、医療情報ネットの認知度の向上が必要である。
○システムの全国統一化後も、ICTの導入に対応できない高齢の医師等が医療機能情報提供制度の報告が行えるよう配慮してもらいたい。
○システムが変わって住民・患者・病院等から多数の問合せが寄せられることが想定されるので、厚生労働省の窓口において都道府県の問合せ対応
を十分に支援してもらいたい
○医療情報ネットで提供される情報の信頼性を高めるために、基本情報以外の情報も変更後速やかに更新されるようにするべきである。
【医療情報ネットにおける対象者別の情報提供について】
○対象者別の情報提供のあり方については、当事者からユーザビリティについての意見を聴きつつ、システム改修を進めていくべきである。
○弱視の方について、表の音声読み上げ機能などの利用が難しいという声を聞くので、精密に設計が必要である。
○小児について、「ネットでの予約が可能であるか」の情報が重要であり、検索条件に追加してはどうか。
○検索条件設定ページを作成する利用者区分として、妊娠関係や女性特有の病気を検索したい方が多いと思うので、「高齢者」、「小児」、「障害児・者、
難病患者」の他に、「女性」を追加してはどうか。
【医療情報ネットの利便性の向上について】
○高齢者がスマートフォンで検索しやすいようにシステム設計を行うべきである。
○外国語翻訳について、英語、中国語、韓国語だけではなく、スペイン語もニーズがありそうなので、対応してはどうか。
○医療機関の検索において、チャットボットが利用できるようにしてはどうか。
○医療情報ネットは多くの国民が利用してこそ価値のあるサイトになると思うが、スマートフォンで利用する方が多そうなので、アプリ化を行うべきである。
○症状から、受診すべき診療科が案内されるとよいのではないか。
【医療情報ネットでの情報提供のあり方・かかりつけ医機能の情報提供について】
○病院から報告された医療機能情報そのままだと、一般の方には理解できないような内容が多いので、翻訳するようなことが必要ではないか。
○医療情報ネットで提供される情報が多すぎても利用者の混乱を招くので、リミットをどうするのか考えないといけない。
○かかりつけ医機能の報告項目は見直し中のところなので、そのことが令和6年4月の医療情報ネットの運用開始時に住民・患者に適切に伝わるよう
にしないといけない。
○医療機能情報提供制度は患者に適切な受療行動を促すことが目的であり、かかりつけ医機能のある医療機関がうまく検索できるようにする必要。医
療情報ネットの機能を充実させるほど、近くの大病院や専門病院が検索される懸念。
○かかりつけ医機能の情報提供が医療情報ネットでどのように行われるか、一般公開前に実際にシステムを操作して改善のための意見を言えるように
してもらいたい。
○かかりつけ医機能報告制度と全国統一システムが将来的にどう結びついていくのか。救急や時間外対応を行う医療機関に行ったほうが予約なしで
簡単に診てもらえるといった認識間違いが生じないようにする必要。
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