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資料1_かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に向けた論点について (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39637.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第4回 4/12)《厚生労働省》
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これまでの分科会でのかかりつけ医機能として期待される機能に関する主な意見①
<継続的な医療を要する者に対する発生頻度が高い疾患に係る診療その他の日常的な診療を総合的かつ継続的に行う機能>
・ 多様な患者のニーズを受け止めるかかりつけ医の役割、あるいはかかりつけ医機能の発揮に期待するところが大きい。かかりつけ医機能のうち、
日常的な診療を総合的かつ継続的に行う機能は特に重要。医療法上の定義としても、ほかの機能の前提として位置づけられており、それを
意識した制度設計が必要。
・ かかりつけ医機能を幅広く読める、曖昧に定義して、どこの医療機関でもかかりつけ医機能を担っているとなると、かかりつけ医機能とは何なの
かという話に議論が戻ってしまう。報告制度を意識しながら、かかりつけ医機能の輪郭はある程度はっきりした方がよい。

・ 65歳以上の高齢者の多くは複数の疾患を持って、複数の主治医がいる状態もある。多受診とか多剤投与は、患者にとって最適な医療を
提供する観点からも、全体として最適化していくことが重要。
・ 医療ニーズと様々な生活ニーズを差配するハブ機能が求められる。介護保険でいうケアマネジャー。実際には開業医の先生が応用動作の中
でこういう役割を担っておられるので、これを制度の中でどう位置づけていくかではないか。
・ かかりつけ医機能というのは、マインド、覚悟、そんな意味合いにも取れる。
・ 医師は病院で20年ほど勤務し、かなり高い専門性を持って開業。開業した場合、様々な研修を受けるなど、少しづつ自身の領域を広げて
いく形が基本。患者がかかりつけ医機能を担うと考える診療科は、内科が多いが、様々な診療科を認識。全ての診療科において継続的に
診察を要する疾患があることを踏まえれば、ほとんどの診療科が報告制度の対象となり得るのではないか。できるだけ多くの先生方に参加いた
だける制度とすることが望ましい。
・ どの程度の総合診療能力を求めるかは、医療界自身が決めること。行政が認定することではなくて、患者が選択する中で、医療機関が自ら
研鑽を積む、かかりつけ医として選ばれるような医師を養成する、資質を向上していく。誰かが認める認めないという仕組みにしないほうがよい。
・ 担える役割を拡大する努力が大事。どれぐらい機能が強化・拡充されたかも継続的に報告いただくことで、患者にも分かるように示すことがで
きる。患者の健康アウトカムが改善したことが、かかりつけ医機能を有する医療機関で観察されれば、そういうことも報告いただく。
・ かかりつけ医機能の在り方は、首都圏や地方都市、県庁所在地とそれ以外でも、役割が異なる。患者側も、意識ははっきりしているが重症
な病気を持っている方もあれば、高齢化により支援が必要な方もおり、区別しながら検討することが必要。
<時間外診療>
・ 時間外診療、入退院支援、在宅医療、あるいは介護サービス等との連携、これらの機能は全て1人の医師で対応するのは不可能。医療
機関単位で考えても、ある程度の規模の病院でしか対応できないので、複数の医療機関が連携するのが当然必要。その場合は、連携の強
さが重要なポイント。
・ 365日24時間の対応を全部強要しても、難しい。とても受け入れられないので、実現可能な形でどうすればよいかという発想の中で、持続
可能性を考えながらやっていったらよい。

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