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資料1_かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に向けた論点について (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39637.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第4回 4/12)《厚生労働省》
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これまでの分科会でのかかりつけ医機能として期待される機能に関する主な意見②
<入退院支援>
・ 在宅療養者、その家族が安心して療養生活を送れるように、在宅医療チームと入院医療チームの協働が重要。高齢者の急性期医療は、
若い方たちの急性期医療と異なり、病気だけでなく、全人的に患者の生活など、総合的な面を考慮して治療をしていく必要。
・ 85歳以上の方は、地域の中でかかりつけ医の先生方が日常は診ているが、入院が必要になったときに、高機能の大病院に行くのは、非常
に効率が悪い。地域に密着した中小病院の入院機能を活用することが肝要。短い入院期間で、できるだけかかりつけ医の先生に帰ってもら
うように進めていく。かかりつけ医機能支援病院の役割は、在宅療養支援病院の機能強化型とほぼ同じ。
・ 地域連携室が非常に重要。多職種で地域・病棟カンファレンスをやって、いかに早く在宅で帰すかということを、地域連携室や病棟の職員ら
が会議をして、1日でも半日でも早く在宅復帰を支援する。
<在宅医療>
・ 在宅医療を行っている施設がよくて、行っていない施設が駄目ではない。在宅医療は、かかりつけ医機能の一部であり、その一部で優劣をつ
けるものであってはいけない。それよりも、医療機関同士がどのように連携して、地域を面で支えるかという方法を考えることが重要。

・ かかりつけ医が24時間できなかったら、地域密着型の中小病院が24時間、あるいは夜や休日だけ往診対応し、日常はかかりつけ医にお願
いして、午後からの往診の先生と連携する。そして、どうしても緊急手術や緊急処置が必要になったら、高度急性期にお願いする。こういう3
段階の中の地域密着型の真ん中の機能が、中小病院のかかりつけ医機能として活きるのではないか。
・ かかりつけ医支援診療所は、機能強化型の在支診までも踏まえた、看取りまでも踏まえた機能を有していると想定。在宅医療は24時間対
応と認識されている先生が多いが、もともと外来で診ていたかかりつけの先生が対応困難というときに、地域の顔の見える関係の中で、速やか
にバトンタッチをしていただけることで、地域の今までのかかりつけの先生に診てもらうという流れの構築が、今後、重要なのではないか。
・ 報告制度ができることで、面で支えた結果、在宅看取りが増える、在宅で救急車で搬送される件数が減る等のアウトカムがもてればよい。
<介護等との連携>
・ 水平的連携を進めるには、医療・介護全体をコーディネートする役割や視点が大切。医療・介護を必要とする人を支援するには、訪問看護
ステーションや介護事業所、ケアマネを含む連携体制の構築が重要。通院困難な方に対しても、オンライン診療や訪問看護で支えることも
重要になる。また、医療機関が担うべき役割やその役割を地域連携の中で果たしていくための研修の在り方についても議論すべき。
<地域の公衆衛生>
・ 地域社会では、プライマリケアやトリアージ、連携を行うことは、かかりつけ医機能の一部。地域におけるかかりつけ医機能の目的は、地域社
会の構築であり、外来、往診、予防、それから学校医、産業医、警察医、施設配置医、その他地域の公衆衛生普及活動。

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