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資料1-3 ビソプロロール 調査結果報告書及び添付文書[2.5MB] (59 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38855.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和5年度第15回 3/26)《厚生労働省》
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na)

24時間ホ
治療前値
89.5±14.4
ルター心
電図の平
均心拍数
変化値
-11.6±6.9
(拍/分)♯
24時間ホ
-12.3±0.9
ル タ ー 心 調整平均推定値
[-14.1~
電 図 の 平 [95%信頼区間]
-10.5]
均心拍数
(拍/分)
の 変 化 値 ビソプロロール
0.5±1.2
の 調 整 平 フマル酸塩錠
c)
d)
[-1.9~2.9]
2.5mgとの差
b)
均 及び群
[95%信頼区間]
♯♯
間比較

na)

しくは無色澄明の粘稠性のある液である。アセト
ニトリル、メタノール、エタノール(95)、エタ
ノール(99.5)、アセトン、酢酸エチル、ジエチ
ルエーテル又は、ジメチルスルホキシドに極めて
溶けやすく、水にやや溶けにくい。ビソプロロー
ルは吸湿性である。

ビソプロ
ビソノテープ
ロール
4mg群
フマル酸塩錠
2.5mg群
55(55)
55(51)
構造式:

89.5±12.3

H
CH3

-12.1±6.3
H3C

-12.7±0.9
[-14.6~
-10.9]

O

OH

O
O

H
N

CH3
CH3

22. 包装
〈ビソノテープ2mg〉
70枚[( 1 枚× 7 )×10]
〈ビソノテープ4mg〉
70枚[( 1 枚× 7 )×10]
〈ビソノテープ8mg〉
70枚[( 1 枚× 7 )×10]



ビソプロ
ビソノテープ
ロール
8mg群
フマル酸塩錠
5mg群
55(55)
55(54)

23. 主要文献
1 )ト ー ア エ イ ヨ ー 社 内 資 料 : 薬 物 動 態 試 験 ; 単 回 投 与
(2013年 6 月28日承認、申請資料概要2.7.6.1)
2 )ト ー ア エ イ ヨ ー 社 内 資 料 : 薬 物 動 態 試 験 ; 反 復 投 与
(2013年 6 月28日承認、申請資料概要2.7.6.2)
3 )ト ー ア エ イ ヨ ー 社 内 資 料 : 腎 機 能 別 の 薬 物 動 態 試 験
(2013年 6 月28日承認、申請資料概要2.7.6.2)
4 )Matsuoka H,et al.:J Clin Hypertens.2013;15(11):
806-814
5 )トーアエイヨー社内資料:本態性高血圧症(Ⅰ度・Ⅱ
度)に対する第Ⅲ相検証試験(2013年 6 月28日承認、
申請資料概要2.7.6.3)
6 )Yamashita T,et al.:J Cardiol.2019;73(5):386-393
7 )トーアエイヨー社内資料:慢性心房細動に対する第Ⅲ相
検証試験
8 )トーアエイヨー社内資料:受容体親和性(2013年 6 月28
日承認、申請資料概要2.6.2.2)
9 )ト ー ア エ イ ヨ ー 社 内 資 料 : ラ ッ ト に お け る 降 圧 作 用
(2013年 6 月28日承認、申請資料概要2.6.2.2)
10)トーアエイヨー社内資料:イヌにおける降圧作用(2013
年 6 月28日承認、申請資料概要2.6.2.2)

24時間ホ
治療前値
91.6±13.8
90.0±10.5
ルター心
電図の平
均心拍数
変化値
-13.7±8.3
-13.7±7.8
(拍/分)♯
24時間ホ
-13.8±0.9
-14.3±0.9
ル タ ー 心 調整平均推定値
[-15.6~
[-16.0~
電 図 の 平 [95%信頼区間]
-12.0]
-12.5]
均心拍数
(拍/分)
の 変 化 値 ビソプロロール
0.5±1.2
の 調 整 平 フマル酸塩錠

c)
e)
[-1.9~2.9]
5mgとの差
b)
均 及び群
[95%信頼区間]
間比較♯♯
♯:平均値±標準偏差 ♯♯:調整平均±標準誤差
a)カッコ内は変化値及び調整平均の解析対象例数 b)治
療前のβ遮断剤の有無及び治療前値で調整 c)ビソノ
テープ-ビソプロロールフマル酸塩錠 d)非劣性限界値
6.0拍/分 e)非劣性限界値7.5拍/分

24. 文献請求先及び問い合わせ先
トーアエイヨー株式会社 信頼性保証部
〒330-0834 さいたま市大宮区天沼町2-293-3
電話 0120-387-999

18. 薬効薬理
18.1 作用機序
ビソプロロールはISA(内因性交感神経刺激作用)がなく、
選択性が高いβ1アンタゴニストであり、β1受容体遮断作
用に基づき降圧作用及び心拍数低下作用を示す。

26. 製造販売業者等
26.1 製造販売元

18.2 β1受容体選択性
ビソプロロールのβ1受容体に対する親和性は、β2受容体
に比し14.5倍強かった。プロプラノロール塩酸塩に比べて
β1選択性が80.6倍高いと考えられた8)。

18.3 降圧作用
18.3.1 高血圧自然発症ラットへの本剤(ビソプロロール
0.67~2.69mg含有)の反復貼付により、血圧及び心拍数
の低下が認められ、24時間にわたる降圧作用を示した9)。
18.3.2 腎性高血圧イヌへの本剤(ビソプロロール4.48mg含
有)の反復貼付により、血圧及び心拍数の低下が認めら
れ、持続した降圧作用を示した10)。

19. 有効成分に関する理化学的知見
一般名:ビソプロロール(Bisoprolol)
化学名:(2RS )-1-(4-{[2-(1-Methylethoxy)ethoxy]
methyl}phenoxy)-3-[(1-methylethyl)amino]
propan-2-ol
分子式:C18H31NO4
分子量:325.44
性 状:ビソプロロールは白色のろう状の塊又は粉末、若

BTP06001-202305-1

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