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社会保障関係予算 (27 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/policy/budget/budger_workflow/budget/fy2024/seifuan2024/index.html
出典情報 令和6年度予算政府案(12/22)《財務省》
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生産性向上に関して、事業者に
対する動機づけや、日々の業務
で多忙な経営者や現場の介護ス
タッフのコミットメントを高め
る方策を検討すべき。

生産性向上の取組を推進するため
の委員会の設置を義務化。
新しい処遇改善加算の算定要件
(職場環境等要件)において、I
CTの活用など生産性向上に係る
項目をより重視する見直しを実施。

介護分野におけるKPIを今般
新たに設定(介護ロボット等の
導入事業者割合・残業時間の減
少・離職率の変化・人員配置の
柔軟化の状況など)。
今後、モニタリングの方法等を
検討の上、データの公表を予定。

秋のレビュー
等における
指摘事項

令和6年度
予算への
反映等

ICT機器の利活用等によりケアの
質の確保や職員の負担軽減等が
行われている介護付き有料老人
ホームについて、人員配置基準
の柔軟化を実現。
(利用者数:介護職員数
3:1 → 3:0.9)

生産性向上の取組は、特養や介
護老人保健施設をはじめ通所介
護や訪問介護等においても進め、
人員配置基準の柔軟な取扱い等
を可能にするとともに、業務負
担の軽減等につなげていくべき。

介護人材は2025年には2022年比で約30万人の増加が必要と予想される一方で、介護関係職種の有効求人倍率は依然と
して高く人材確保が難しい状況。2040年を見据える上でも、早急にテクノロジーの導入や生産性の向上を進め、業務
負荷の軽減や介護の質の向上につなげていくことが必要。

指摘に
至った背景

介護ロボット等の導入や生産性
向上に関するロードマップを作
成し、年限を区切って目標を設
定すべき。
国として適切な指標(KPI)
を設定し、進捗をモニタリング
すべき。

介護現場の生産性向上の取組を推進し、あわせて年末までの介護報酬改定の議論の中で、人員配置基準の見直しを検討
し、サービス提供に必要な人員の効率化を図ることで、介護制度を持続可能なものとする。

事業の概要

令和6年度予算額1.4億円
介護におけるデジタル技術の活用の加速化 (介護事業所における生産性向上推進事業等) (令和5年度予算額1.7億円) 別紙10