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調剤について(その1) 総-3 (91 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00197.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第550回 7/26)《厚生労働省》
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在宅移行時に医療機関が把握・提供する情報
○ 患者の在宅移行時に、医療機関では、希少疾病医薬品、無菌製剤処理について対応可能な薬局の把握
が困難との回答が5割以上であった。麻薬や抗悪性腫瘍薬も4割以上の医療機関が把握困難であった。
○ 連携する薬局に関する情報は、門前薬局や地域薬剤師会との連携で把握する割合が多かった。
○ 約7割の医療機関において、在宅移行時に入院中の使用薬剤等の情報が薬局へ提供されていた。
■ 在宅移行時に連携先の薬局の対応が可能かどうか把
握が難しい項目 (退院時共同カンファレンスに病院薬剤師が
参加している施設への質問、n=141)
0

20

(複数回答)(回答割合)
60
80
100

40

(退院時共同カンファレンスに病院薬剤師が参加している施設への質問、
n=148)
0

20

(複数回答)(回答割合)
60
80
100

40

67.4

希少疾病医薬品

薬剤管理サマリー(入院中の使用薬剤、調剤
上の留意点、副作用歴等)の薬局への提供

48.2

麻薬

41.1

抗悪性腫瘍薬

27

医療的ケア児

■ 在宅移行時に連携先の薬局を探す際の相談先
(退院時共同カンファレンスに病院薬剤師が参加している施設への
(回答割合)
質問、n=144)
20

その他

60

56.9

門前薬局と連携
製薬企業を通じて連携

40

51.4

地域薬剤師会と連携

17.4
11.1

36.5

特殊な調剤方法の薬剤について、調剤方法
を薬局に情報提供

1.4

0

69.6

注射薬について、薬局で対応可能な組成へ
の変更を医師に処方依頼

55.3

無菌製剤処理

その他

■在宅移行時に病院薬剤師が行うことや提供する情報

80

100

47.3

入院中のポリファーマシーの評価を含む処方
変更等の情報を薬局に情報提供

41.9

患者の服薬状況を在宅で関与する医療従事
者に情報提供する
その他

51.4

5.4

注) 「薬剤管理サマリー」は、入院中の使用薬剤、調剤上の留意点、副作用歴など
薬学的管理に必要な情報を記載した文書であり、保険薬局等へ情報提供する際
に用いられるもの。記載様式を日本病院薬剤師会において作成している。

出典:厚生労働省委託事業 令和4年度
「医療機関の薬剤師における業務実態調査報告書」

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