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2015年06月09日(火)
[感染症対策] MERSで韓国は出国制限、日本は検疫徹底など万全期す 厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は6月9日、閣議後の記者会見で、韓国で感染者・死亡者を出しているMERS(中東呼吸器症候群)についてコメントした。塩崎大臣は「厚労省は先週、既に韓国からの帰国者・入国者に対する検疫体制を強化した。また、韓国では6月6日から、患者が発生した6病院を訪れた人たちについて国籍を問わず、韓国からの出国を認めない措置を開始している。厚労省としては、検疫の徹底と国内発生時の対応強化などを通して、・・・
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2015年06月09日(火)
[インフル] 各抗インフル薬に関する議論を整理 厚労省作業班会議
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- 厚生科学審議会 感染症部会 新型インフルエンザ対策に関する小委員会 医療・医薬品作業班会議(第2回 6/9)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 結核感染症課 新型インフルエンザ対策推進室 カテゴリ: 医療提供体制 医薬品・医療機器 医学・薬学
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2015年06月04日(木)
[感染症対策] 情報提供を求めるMERS患者の要件を拡大 厚労省
- 厚生労働省は6月4日、韓国で中東呼吸器症候群(MERS)により、死亡例を含む多数の患者が発生していることをふまえ、感染が疑われる患者の発生時に、行政検査や患者搬送、入院措置などに迅速に対応できるよう、国内・検疫所における対応の徹底を、各都道府県・検疫所に求める同日付の通知(健感発0604第1号、同第2号)(p2~p4参照)(p5~p21参照)を発出したことを発表した。同様の趣旨で6月1日付で発出された通知(健感発0・・・
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2015年06月03日(水)
[予算] 2016年度予算の概算要求に向けて8項目を要望 日医
- 日本医師会(横倉義武会長)は6月3日の定例記者会見で、国の2016年度予算に対する「概算要求要望」(p1~p64参照)(p65~p84参照)を公表した。次の8項目を柱として、予算確保や財源措置などを求めている。(1)地域包括ケア推進(地域医療介護総合確保基金における医療・介護事業に関する十分な財源を確保すると同時に、これまでの基金を活用した事業などで、とくに有用なものの拡充をはかる)(p13~p34参照)・・・
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2015年06月02日(火)
[感染症対策] 韓国のMERS発生をふまえ院内感染対策徹底など求める 厚労省
- 厚生労働省は6月2日、韓国のMERS(中東呼吸器症候群)の発生をふまえて、国内・検疫所の対応徹底を求め各都道府県や検疫所長あてに通知を発出したことを発表した。韓国でのMERSの輸入症例は5月11日から5月16日までに計18例発生している(p5~p6参照)。 厚労省は韓国で発生した輸入症例は、明らかな接触歴がなかったことなどから診断が遅れ、医療機関における院内感染対策の不徹底などにより、医療従事者や同じ病棟の患者や家・・・
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2015年05月29日(金)
[通知] 検査料の点数の取り扱いでデングウイルス抗原定性追加 厚労省
- 厚生労働省は5月29日付で、「検査料の点数の取扱い」に関する通知を発出した。これは、「診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について」(2014年3月5日付、保医発0305第3号)の一部を改正するもの。今回は、区分番号D012の【感染症免疫学的検査】中の(51)を(52)とし、(45)から(50)を(46)から(51)とする。そして、(44)の後に、(45)デングウイルス抗原定性、を加える(p1~p2参照)。 デングウ・・・
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2015年05月27日(水)
[感染症] 2014年新規HIV感染者報告数は1,091件で過去3位 厚労省
- 厚生労働省は5月27日、エイズ動向委員会に報告された2014年年間(確定値)分のエイズ発生動向を公表した。新規HIV感染者報告数は1,091件で過去3位、エイズ患者報告数は455件で過去4位だった。新規HIV感染者報告数は、2007年より年間1,000件を超えており、2008年をピークに横ばい傾向にある(p15参照)(p29参照)。 感染経路をみると、HIV感染者・エイズ患者報告例とも、同性間の性的接触が最も多くいずれも過半数を超・・・
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2015年05月22日(金)
[事務連絡] デング熱とチクングニア熱の比較表が追加 厚労省
- 厚生労働省は5月22日付で、「デング熱・チクングニア熱の診療ガイドライン」について事務連絡を行った。このガイドラインは、2014年9月16日付で公表され、事務連絡も行われた「デング熱診療ガイドライン(第1版)」を改訂したもの。 デング熱の臨床症状と鑑別が難しいチクングニア熱との検査所見の比較表(p11参照)などが加えられている。 デング熱は2014年度夏、約70年ぶりに国内感染患者が確認され、厚労省は、4月28日・・・
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2015年05月20日(水)
[インフル] 新型インフル対策で備蓄目標に関する事項を整理 医薬品作業班
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- 厚生科学審議会 感染症部会 新型インフルエンザ対策に関する小委員会 医療・医薬品作業班会議(5/20)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 結核感染症課 カテゴリ: 医療提供体制 医薬品・医療機器 医学・薬学
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2015年05月18日(月)
[感染症対策] ギニアより帰国の男性、エボラ出血熱は陰性 厚労省
- 厚生労働省は5月18日、ギニアに滞在歴があり、帰国後発熱した40代男性患者について、エボラ出血熱の遺伝子検査(PCR検査)の結果は陰性であったと公表した。男性は福岡県の医療機関に入院しており、念のため、健康観察を継続している。・・・
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2015年05月18日(月)
[感染症対策] 6月にHIV/エイズの啓発キャンペーンを実施 東京都
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- 6月は東京都HIV検査・相談月間です!~平成27年度東京都HIV検査・相談月間テーマ「私のコト。」~(5/14)《東京都》
- 発信元:東京都 福祉保健局 健康安全部 感染症対策課 カテゴリ: 保健・健康
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2015年05月15日(金)
[感染症対策] 媒介蚊発生の早期探知などのデング熱対策 東京都
- 東京都は5月15日、2015年度におけるデング熱対策について発表した。 デング熱は2014年度夏、約70年ぶりに国内感染患者が確認され、東京都でも100人を超える患者が報告された(p1参照)。また、厚生労働省は、4月28日に蚊媒介感染症に関する特定感染症予防指針を告示したほか、「デング熱・チクングニア熱等蚊媒介感染症の対応・対策の手引き 地方公共団体向け」を、全国の自治体に配布している。 東京都による対策の詳細は・・・
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2015年05月15日(金)
[感染症対策] エボラ対策のWHOミッションに医師1人を派遣 厚労省
- 厚生労働省は5月15日、世界保健機関(WHO)より西アフリカのエボラ出血熱発生各国への支援活動に関する支援要請があり、日本人医師1人を派遣すると公表した。2015年5月中旬から6月下旬までの間、シエラレオネに派遣される。今回は、西太平洋地域事務局主導の西太平洋地域エボラ支援チーム(WEST)への参加で、現地のエボラ出血熱に関する疫学調査を行う(p1~p2参照)。・・・
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2015年05月15日(金)
[感染症対策] 南アにジフテリア抗毒素416本を無償譲与 厚労省
- 厚生労働省は5月15日、ジフテリア流行宣言がされている南アフリカ共和国の保健省から要請(5月11日)を受け、ジフテリア抗毒素譲与による人道的支援として、国家備蓄の乾燥ジフテリアウマ抗毒素416本を無償譲与した(p1参照)。・・・
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2015年05月13日(水)
[感染症対策] 沈降10価肺炎球菌ワクチンの定期接種検討へ 予防接種部会
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- 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第13回 5/13 )《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 結核感染症課 予防接種室 カテゴリ: 医療提供体制 医薬品・医療機器 医学・薬学
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2015年05月13日(水)
[診療報酬] 一般病棟入院基本料等の調査項目を了承 中医協・基本問題小委
- 厚生労働省は5月13日、中央社会保険医療協議会の「診療報酬基本問題小委員会」を開催し、前回改定について診療報酬調査専門組織・入院医療等の調査・評価分科会がまとめた「2015年度調査項目」を議論し了承した。 2015年度に実施する調査項目は、入院医療の機能分化・連携の推進に関する、(1)一般病棟入院基本料等の見直し(その2)、(2)特定集中治療室管理料の見直し―の2つ。入院医療等の調査・評価分科会の議論内容を武・・・
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2015年05月13日(水)
[医薬品] 新たに16成分28品目の薬価収載を承認 中医協・総会1
- 厚生労働省は5月13日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、医薬品の薬価収載を承認したほか、医療機器の保険収載や先進医療会議の検討結果などを報告した。 新たに薬価収載を承認された医薬品は、次の16成分28品目(2015年5月20日収載予定)(p23参照)。(1)非オピオイド鎮痛剤で治療困難な疼痛を伴う各種がん、慢性疼痛における鎮痛用薬『ワントラム錠100mg』(日本新薬)(p24~p25参照)(2)血液透析患者、・・・
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2015年05月11日(月)
[感染症対策] リベリアのエボラ終息宣言をふまえ対応公表 厚労省
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- リベリアにおけるエボラ出血熱流行の終息宣言を踏まえた検疫 及び国内における対応について(5/11)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 結核感染症課、医薬食品局 食品案全部 企画情報課 カテゴリ: 医療提供体制
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2015年04月28日(火)
[感染症対策] 自治体向けに蚊媒介感染症まん延防止の手引き 厚労省
- 厚生労働省は4月28日、蚊媒介感染症に関する特定感染症予防指針(2015年厚労省告示260号)(p2~p17参照)を同日に告示したことにともない、「デング熱・チクングニア熱等蚊媒介感染症の対応・対策の手引き 地方公共団体向け」(p18~p51参照)を、全国自治体の衛生主管部(局)あてに配布したことを発表した。 予防指針は、蚊媒介感染症のまん延を防止するための方針を打ち出したもので、(1)平常時の予防対策・・・
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2015年04月21日(火)
[新型インフル] ワクチン・抗ウイルス薬備蓄が当面の課題 インフル小委
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- 厚生科学審議会 感染症部会 新型インフルエンザ対策に関する小委員会(第1回 4/21)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 結核感染症課 新型インフルエンザ対策推進室 カテゴリ: 医療提供体制 保健・健康
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2015年04月20日(月)
[感染症] GWの海外旅行者向け感染症情報のHP更新 厚労省
- 厚生労働省は4月20日、ゴールデンウィーク中の海外旅行者向けに、海外で気をつけるべき感染症情報を提供するホームページを更新した。ホームページでは、海外の感染症を感染源で分類し、その症状や現地の具体的な対策をわかりやすく紹介している。このほか、新たに作成した啓発用ポスター(鳥・蚊が媒介する感染症など)やリーフレットも掲載。これらについては、各検疫所を通じて空港などでも掲示し、海外渡航者への注意喚起を・・・
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2015年04月17日(金)
[研究] 厚労・文科・経産連携「医療分野研究開発推進計画」は順調 政府
- 政府は4月17日、健康・医療戦略推進専門調査会を開催し、厚生労働省・文部科学省・経済産業省の連携プロジェクトである「医療分野研究開発推進計画」(p131~p189参照)の実行状況(p15~p64参照)について討議した。同計画は、2014年7月に、健康・医療戦略推進本部が決定しており、2015年度予算は、前述の3省分を合わせて1,423億円(うち175億円は調整費)(p11参照)。また、この調査会は、健康・医療戦略推進本部令に・・・
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2015年04月17日(金)
[感染症対策] エボラ対策のミッションのWESTに医師ら2名が参加 厚労省
- 厚生労働省は4月17日、世界保健機関(WHO)より西アフリカのエボラ出血熱発生各国への支援活動に関する支援要請があり、防衛医科大学校国際感染症学講座の金山敦宏博士と、国立感染症研究所感染症疫学センターの神谷元医師を派遣すると公表した。金山博士は2015年4月21日から5月29日まで、神谷医師は2015年4月19日から5月29日までの間、シエラレオネに派遣される。今回は、西太平洋地域事務局主導の西太平洋地域エボラ支援チーム・・・
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2015年03月31日(火)
[感染症対策] 2014年の都内20歳代HIV感染者は148件で過去最高 東京都
- 東京都は3月31日、2014年における、「ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染者と、後天性免疫不全症候群(AIDS)患者の動向」および、東京都内保健所などにおける「HIV検査・相談実績」を公表した(p1~p4参照)。 新たに報告されたHIV感染者のうち、20歳代は148件と、前年の1.4倍(45件増加)に達し、過去最高になった。また、HIV感染者・AIDS患者を合わせた報告数は、512件と過去3位の多さとなったほか、HIV検査件数は、2万7,531・・・
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2015年03月30日(月)
[救急医療] 傷病者の搬送と受け入れ実施基準に実効性 消防庁報告書
- 総務省消防庁は3月30日、2014年度「救急業務のあり方に関する検討会」の報告書を公表した。検討会は、高齢化などを背景に救急需要の増大が見込まれる中、救急業務を取り巻く諸課題を検討するのが目的。2014年度は、7月から3月まで4回開催された(p2参照)。 報告書では、(1)消防と医療の連携(p3参照)、(2)救急業務の高度化の推進(p4~p5参照)、(3)予防救急の推進(p5参照)、(4)指導救命士の養成・・・
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