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資料6_AMEDがん研究(2019年度-2022年度) (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32589.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第10回 4/12)《厚生労働省》
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(4)新たな標準治療を創るための研究
●質の高い臨床試験を数多く支援し、成果が着実に蓄積されつつありガイドラインへの掲載も進んでいる
●支持・緩和領域における臨床研究の方法論や評価指標の確立を目的とした試験が実施され、研究推進の
ための基盤整備が進んでいる

シスプラチンを含む高度催吐性化学療法による化学療法誘発性悪心・嘔吐の予防に対する標
準制吐療法+オランザピンの有効性と安全性を比較する二重盲検プラセボ対照第3相ランダム
化比較試験
静岡がんセンター 安部 正和
抗がん剤の治療による悪心(吐き気)・嘔吐(吐くこと)を抑える新たな制吐療法の有用性を、医師・薬剤師主導の第Ⅲ相
ランダム化比較試験:J-FORCE試験(J-SUPPORT 1604)で明らかにした。
抗がん剤治療による悪心・嘔吐の新しい制吐療法 標準制吐療法を上回る試験結果に(令和元年12月12日AMED共同プレスリ
リース)
https://www.amed.go.jp/news/release_20191212.html
論文☞ Olanzapine 5 mg plus standard antiemetic therapy for the prevention of chemotherapy-induced nausea and
vomiting (J-FORCE): a multicentre, randomised, double-blind, placebo-controlled, phase 3 trial - ScienceDirect
(The Lancet Oncology )
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1470204519306783 革新がん事業(領域5)(H28~H30)

乳がん患者の再発不安・恐怖に対するスマートフォン問題解決療法および行動活性化療法の
有効性:無作為試験
名古屋市立大学 明智 龍男
患者が、スマートフォンで遠隔的に臨床研究に参加できる分散型臨床試験の基盤を患者市民参画で開発し、認知行動療法の
アプリを用いて、世界で初めて、乳がん患者の再発に対する恐怖感を軽減することに成功した。
乳がん患者さんの再発に対する恐怖をスマートフォンアプリを⽤いて軽減することに世界ではじめて成功(令和4年
11⽉3⽇AMED成果情報)
https://www.nagoya-cu.ac.jp/press-news/11030500/
論文☞ Smartphone Psychotherapy Reduces Fear of Cancer Recurrence Among Breast Cancer Survivors: A Fully
Decentralized Randomized Controlled Clinical Trial (J-SUPPORT 1703 Study)(Journal of Clinical Oncology )
革新がん事業(領域5)(H29~R1、R2~R4)

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