よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2 かかりつけ薬剤師・薬局に求められる機能とあるべき姿 (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31705.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 かかりつけ薬剤師・薬局指導者協議会(令和4年度 3/17)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

新型コロナウイルス感染症への対応
感染拡大防止への対応

北海道における事例

 新型コロナウイルス感染症の拡大による消毒薬不足を解消するため、
国において、都道府県からの依頼に基づき、手指消毒用エタノールの代
替品として、高濃度エタノール(95vol%)の一斗缶(18L)を無償配布する
スキームを実施。
 使用にあたっては、精製水による希釈や使用可能な容器への分注が必
要。また、調整時には可燃性ガスの発生防止等のため、適切な知識・技
術等が必要。
 北海道では、道医師会、道歯科医師会及び道薬剤師会の協力の下、一
斗缶(18L)での配布が困難な診療所、高齢者施設、教育施設等に対し
て、地域の薬局で高濃度エタノールを適切に希釈・分注したものを6月よ
り配布。
 1281の薬局が参加し、5238の施設に配布した。
 配布先施設は医療機関、高齢者施設、教育機関、障がい者福祉施設、
役場など。

宿泊療養者が使用する医薬品の供給、服薬指導
 札幌市内のホテルで無症状・軽症患者の受け入れが始まり、道薬剤師
会は5月に北海道と感染症対策で連携・協力する協定を締結した。それ
に伴い、ホテル内に設置された臨時医療施設から交付されるFAX処方
箋について、同薬剤師会の会営薬局を中心に複数の薬局が調剤および
患者への服薬指導を行った。
 令和2年12月当時、1日あたり4~5枚の処方箋について対応した。
©Japan Pharmaceutical Association All Rights Reserved

写真提供:北海道薬剤師会

36