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資 料4-2-➀ 令和4年度第2回安全技術調査会の審議結果について➀ (67 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27906.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会(令和4年度第2回 9/14)《厚生労働省》
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Organ transplantation from deceased donors with vaccine-induced
thrombosis and thrombocytopenia. Am J Transplant. 2021;21:4095–4097.
• アストラゼネカワクチン初回投与でVITTを発症し、亡くなった13症例からの臓器移植(2021年1月28日から4
月9日まで)
• ドナー10症例から、26人へ27臓器が移植された。

• 移植後19日(中央値)追跡した結果、78%(21/27)の移植臓器は機能した。
• 移植後6名のレシピエントで、移植後9日以内に、7つの重大な血栓症もしくは出血の有害事象が発生した。
 4つの臓器の動脈もしくは静脈血栓症

 3症例では出血
• 結果として3名のレシピエントでは、臓器の不生着(2つの肝臓、1つの腎臓)で再摘出し、1名死亡。
• 肝臓移植を受けたレシピエントで移植後3日から22日の間に、抗PF4抗体が検出された。

• 発生原因としては2つのメカニズムが推定されている。
 移植片が抗PF4抗体によって血管内皮の障害や凝固異常をきたしやすくなっていた。
 抗PF4抗体を産生するリンパ球が移植片と共にレシピエントに移行し、レシピエント内でその後リンパ球
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が活性され、抗PF4抗体が産生されるようになったpassenger lymphocyte syndromeによるものと推定。
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