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資料3-1 全ゲノム解析等に係る厚生労働科学研究について (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23226.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第7回 1/18)《厚生労働省》
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14. 臨床情報DB構築(API自動収集)
臨床情報収集をfeasibleにするためのAPI自動収集方式、エキスパートパネルにおいて活用される臨床情報
データベースのプロトタイピングと課題、改善点の抽出を実施する。
API自動収集方式
• 臨床情報のデータ形式の標準化をXMLやJSONベースで実施すること。
• 臨床情報の収集においては、臨床現場で feasible であることが必要。API自動収集については、可能な施
設より実行を開始する。その際に、REST-APIを活用することを前提とし、本事業に必要な臨床データ項
目やデータの送受信を机上ではなく、電子的な構文や送受信の仕組みを開発する。また、特定のアプリ
ケーション技術やライセンスを活用することなく、オープンなAPIとして実現する。そのための、制度的
な課題なども研究する。
• API自動収集に取り組む他の研究プロジェクトの動向を踏まえ、開発・構築を進めること。
• 電子カルテから臨床情報を転送するためのオープンなデータソースAPIとデータアクセスを行うAPIを開発
すること。
• 特定の電子カルテベンダーに限定することなく、複数の医療機関が多様に保有する電子カルテのデータを
標準形式に変換するETLなどのプログラムのプロトタイピングを行うこと。
• 臨床情報の送受信について、プッシュ型とプル型の比較検討を行い、プロトタイプ構築を通じて、課題や
改善事項を検証すること。
• 情報管理におけるセキュリティ要件を満たすこと。
臨床情報データベース
• 解析・データセンターで収集する臨床情報データベースは、クラウドサービスを利用すること。
• 臨床データベース構造の記述方式について、複数の方式の比較検討を行い、性能要件に合致するものを選
択すること。
• リレーショナルデータベースとNoSQLという言葉に代表される非構造化データベースについて、先進的な
方式の利活用方式を鑑みつつ、比較検証すること。
• エキスパートパネルが利用しやすいユーザビリティや検索等の機能性能を確保できるものであること。
• プロトタイプシステムを構築し、課題や改善事項を検証すること。
• 情報管理におけるセキュリティ要件を満たすこと。
• 収集する臨床情報項目案については別紙を参照すること。

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