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資料1 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループにおける検討状況 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27259.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第12回 8/4)《厚生労働省》
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在宅医療における情報通信機器等の活用
〇 今後高齢化の進展に伴い、在宅医療のニーズは増加する一方で、マンパワーの制約があることを踏まえ、情報通信
機器等の活用等も含めた、質の高い効果的・効率的な在宅医療の提供体制を進める必要がある。
○ 在宅医療における情報通信機器等の活用の取組としては、対面診療の補完、医療過疎地における遠隔診療、多職種
連携におけるネットワーク構築等がある。

【在宅医療における情報通信機器の活用例】
対面診療の補完としてのオンライン診療

ネットワーク構築による病病連携・病診連携・多職種連携の構築

・福岡県(福岡市)の医療機関では、在宅患者に対する医療提供体制
の強化の一環として、訪問計画の一部にオンライン診療を組み込む
事で、医師の訪問負担を軽減しつつ、在宅患者への診療頻度を高め
る取組を実施している。

・福井県(坂井地区)では病院が持つ患者情報(退院・看護サマリ、
検査結果、画像、処方、注射など)をシステムにより、診療所や訪
問看護ステーション、介護施設等と共有できる体制を整備。
・「カナミックネットワークTRITRUS」を用いて、在宅医療関係者
間 診療情報や日々の生活情報等を共有

医療機関

訪問看護等とも連携した遠隔地への医療提供
・徳之島(鹿児島県)における病院と自治体が連携し、遠隔医療支援
プラットフォームを活用したモデルを構築する取組
・訪問看護が取得した患者のバイタルデータを用いて、医師がオンラ
インで診察・記録を行うことができる。

【出典】平成29年度在宅医療連携モデル構築のための実態調査(厚生労働省医政局)
【出典】令和2年度遠隔診療モデル参考書ーオンライン診療版ー(総務省情報流通行政局)

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