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資料1-8                副反応疑い報告の状況について (81 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html
出典情報 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》
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副反応疑い報告に係る性・年齢別の頻度算出のための推定接種回数の概算について


新型コロナワクチン被接種者の性・年齢別の推定接種回数を、以下のように概算している。
推定接種回数算出に係る考え方
○ ワクチン接種記録システム(VRS)には、被接種者の生年月日が登録されているため、VRSに入力済のデータ
から、被接種者の年齢及び性別の分布を把握することが可能。
○ 1・2回目接種における「医療従事者等」及び「職域接種(注1)」については、VRSへの入力に一定の時間を要
することから、ある時点におけるVRSによる接種実績と実際の接種実績に一定の乖離が生じうる(注2)ことを考
慮し、各性・年代別の推定接種回数を、以下の考え方に基づき概算している。






「職域接種以外の一般接種」(1・2回目)及び3回目接種の性・年代別推定接種回数について、VRSデータを
そのまま利用 ・・・①
「医療従事者等」及び「職域接種」 (1・2回目)について、「医療従事者等」及び「職域接種」それぞれに関
して入力済のVRSデータにおける各性・年代別毎の推定接種回数の分布情報を取得(※) ・・・②
「医療従事者等」及び「職域接種」 (1・2回目)における全推定接種回数は、ワクチン接種円滑化システム
(V-SYS)により把握(※) ・・・③
特定のデータロック時点の各性・年代毎の推定接種回数を、「①+②×③」として算出 ・・・④
(※ 推定接種回数データがVRS>V-SYSであった項目は、VRSデータをそのまま利用)

○ さらに、上記の推定による誤差や、データの確認時点に起因する誤差を考慮し、「公表(注3)されている接種
回数(各ワクチンにおける1、2、1+2及び3回目の接種回数) ・・・⑤」を用いて補正後の推定接種回数を概算。
• 上記の④における各性・年代毎の分布情報を取得 ・・・⑥
補正後の各年代・性別毎の推定接種回数を、「⑤×⑥」として算出。
(注1) 職域接種は、1・2回目接種における武田/モデルナ社ワクチンにおける推定においてのみ考慮
(注2) VRSの記録の入力方法は、主に、①接種券に記載のOCRラインを接種実施後タブレットにより読み取る方法、②費用請求等を経て各自治体で予防接種台帳に収載された後にVRS
に入力する方法の2種類がある。優先接種を行った医療従事者等については、接種券付き予診票により接種を行っているため、②の入力方法となり、原則として費用請求を経る
必要があることから、VRSに入力されるまでに数ヶ月を要する場合が多い。また、職域接種は①の入力方法によるが、接種券未発行者等の接種は、接種券を回収次第、読み取り
という形にしているため、VRSへの記録登録に時間がかかるケースがある。
(注3) 首相官邸Webサイトにおいて公表

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