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資料1-8                副反応疑い報告の状況について (68 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html
出典情報 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》
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英国における小児に関連した新型コロナワクチン接種後の副反応の状況について
○ 小児に関連した新型コロナワクチン接種後の副反応について、英国における最新の状況は以下のと
おりであった。
小児への接種後の副反応に係る海外の報告・対応状況
【英国】 18歳未満の年齢層に対し、2022年5月25日現在、ファイザー社ワクチンが1回目 約390万回、2回目 約230万回、アス
トラゼネカ社ワクチンが1回目 約11,600回、2回目 約8,700回、モデルナ社ワクチンが1回目 2,100回、2回目1,800回接種
された。また同日までに、当該年齢層における3回目または追加接種として、約20万回のファイザー社ワクチン、2,400回の
モデルナ社ワクチンが接種された。当該年齢層におけるアストラゼネカ社ワクチンの3回目または追加接種数は非常に限られ
ている。当該年齢層における副反応疑い報告数は、ファイザー社ワクチン接種後において3,890件、アストラゼネカ社ワクチ
ン接種後において330件、モデルナ社ワクチン接種後において48件であった。現在、18歳未満にはファイザー社ワクチンが望
ましいが、5~11歳、12~15歳、16~17歳といった年齢層のサブグループにおける副反応報告頻度はいずれも1,000回接種あ

たり1件以下であり、ファイザー社ワクチンの18歳以上における報告頻度の約2分の1であった。18歳未満における報告は
一般人口における報告と同様であり、これらの報告に関する調査では、当該年齢層特有の安全性に関する新たな懸念は提起さ
れていない。国内外のいずれにおいても、18歳未満の心筋炎・心膜炎疑い報告が少数あるが、現時点のデータでは若年成人と
比べて18歳未満においてファイザー社ワクチン接種後の心筋炎・心膜炎疑いの報告率増加は示唆されていない。18歳未満の
年齢層では、追加接種後の心筋炎・心膜炎疑い報告は報告されていない。
(MHRA Coronavirus Vaccine - summary of Yellow Card reporting (2022年6月1日))
https://www.gov.uk/government/publications/coronavirus-covid-19-vaccine-adverse-reactions

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