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資料1-8                副反応疑い報告の状況について (67 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html
出典情報 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》
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米国における小児への新型コロナワクチン接種後の副反応の状況について①
○ 小児への新型コロナワクチン接種後の副反応について、米国における最新の状況は以下のとおりで
あった。
小児への接種後の副反応に係る海外の報告・対応状況
【米国】 2022年4月24日時点で、5-11歳の者に対し、約1,810万回のファイザー社ワクチンが接種された。VAERSに報告され
た有害事象9,001件のうち、8,750件は非重篤であった。5-11歳の男児における心筋炎の報告率は、特に2回目接種後(2.7

件/100万回接種*)において、12-15歳及び16-17歳の男性(それぞれ48.1件、74.2件/100万回接種*)と比較して低く、1
回目接種後の男児(0.2件/100万回接種*)、1回目及び2回目接種後の女児における報告率(0.2~0.8件/100万回接種*)は
自然発生の範囲内であった。
*括弧内には7日以内の、100万回接種あたりの報告件数を記載。また、米国における一般人口の心筋炎の発生率は、0-7

日のリスク期間において0.2~2.2例/100万人。
心筋炎の報告のうち、CDCの基準を満たしたものは20件(1回目接種後:6件、2回目接種後:14件)、年齢中央値は9歳、
接種後~発症までの期間の中央値は3日で、うち4件は接種後7日目より後に症状を呈した。 20件のうち、男児15件、女
児5件であり、入院事例17件のうち14件はVAERSへの報告時点で症状が回復していた。成人投与量の接種過誤について報告
されたものはなかった。男児1件の死亡例があり、1回目接種から12日後に発熱し、13日後に腹痛、嘔吐を発症し死亡した。

急性な経過をたどり、剖検では心筋炎の組織病理学な証拠がみられた。ウイルス感染症の証拠はなかった。CDCは、当該症
例の調査に継続して協力していく。

ワクチン諮問委員会(ACIP)における米国疾病予防管理局(CDC)会議資料 2022年5月19日
https://www.cdc.gov/vaccines/acip/meetings/downloads/slides-2022-05-19/03-COVID-Shimabukuro-508.pdf

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