よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-8                副反応疑い報告の状況について (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html
出典情報 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

米国における新型コロナワクチン接種後の心筋炎・心膜炎に係る報告状況等について
○ 新型コロナワクチン接種後の心筋炎・心膜炎に係る米国の最新の報告・対応状況は以下のとおりで
ある。
心筋炎・心膜炎に係る海外の報告・対応状況
【米国】現時点で得られているエビデンスによれば、mRNA COVID-19ワクチン接種と心筋炎・心膜炎の因果関係が示唆される。
mRNA COVID-19ワクチン接種後の症例は接種後1週間以内に集積しており、リスクは青年層及び若年層において最も高く、

初回接種では1回目より2回目接種後で高く、また女性より男性で高い。リスクは年齢が高くなるほど低下し、男女差は徐々
に小さくなる。VAERSへの報告率は2回目接種後に最も高く、1回目接種後あるいは3回目接種後で低かった。現時点で入手
可能な情報では、 mRNA COVID-19ワクチン接種後に心筋炎を発症した者のほとんどは診断から3~8ヶ月後に心筋炎から回復
することが示唆されている。
2022年5月26日現在、心筋炎として報告された計1,836件のうち、計1,321件がCDCの基準を満たした( 1回目接種後:257
件、2回目接種後:962件、3回目接種後:102件。男性960件、女性361件)。このうち死亡事例は21件(1回目接種後:6件、
2回目接種後:13件、3回目接種後:2件)、年齢中央値は38歳であった。21件のうち1件はワクチン以外の原因による心筋炎
であった、4件は潜在的他要因が存在した、15件は心筋炎によらない死因であった、1件は評価するのに情報が不足していた。
FDA: Vaccines and Related Biological Products Advisory Committee (VRBPAC) 会議資料 2022年6月7日
https://www.fda.gov/media/159007/download

17