よむ、つかう、まなぶ。
2025年度 特別養護老人ホームの人材確保に関する調査について (12 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r7/ |
| 出典情報 | 2025年度特別養護老人ホームの人材確保に関する調査について(2/12)《福祉医療機構》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
2025-010
約 9 割に達しており、今後さらに普及が進むこ
すると限定的な状況であった。
とが見込まれる。ただし、未導入施設が一定数
介護ロボットを導入していない理由について
あることから、初期費用負担や通信環境整備、
確認すると、「導入費用が高い」が 85.8%、「維
職員の ICT リテラシー格差といった課題が残っ
持に費用・手間がかかる」が 56.6%、
「職員が使
ていることが示唆される。
いこなせない可能性」が 51.1%であった。イニ
また、
「インカム」はもっとも低い 25.5%だっ
シャル・ランニングコストに対する懸念と、操
た。情報共有や連携効率化への効果が期待され
作指導や標準化等、導入により新たに発生しう
る一方、導入による効果を定量化しにくい側面
る負担が足かせとなっていることが示唆された。
もあり、導入判断を慎重にさせていると考えら
一方で、導入している施設では「職員の負担が
れる。ただし、
「導入予定」は 23.0%と多いこと
減った」
「ケアの質が上がった」等、業務負担軽
から、導入に向けた関心・期待が高い分野とい
減をはじめとして一定の効果が上がっている
えよう。導入・活用に際しては、既存の口頭伝達
(図表 19)
。
やコールを中心とした業務フローの見直しとセ
労働人口が減少する中、とくに職員の身体的
ットで行うことが重要となるだろう。
負担の軽減に寄与する介護ロボットの活用は重
次に、介護ロボットの導入率をみると、
「移乗
要である。
「誰が、どこで、誰に対して使用する
介助ロボット」が 25.2%ともっとも高く、次い
のか」など、丁寧な運用体制を構築し、比較的効
で「見守り・コミュニケーションロボット」が
果が明確で導入リスクの低い分野を特定した上
18.5%、
「入浴支援ロボット」
が 14.2%となった。
で、補助金等を活用し、段階的に導入を進めて
2024 年度調査と比較すると、ほぼすべての介護
いくことが重要となると思料する。
ロボットで「導入している」および「導入予定」
の割合が増加しているものの、ICT 機器と比較
(図表 19)ICT 機器、介護ロボットの導入効果
ICT機器(複数選択|n=931)
介護ロボット(複数選択|n=395)
72.2%
職員の負担が減った
施設内で連携しやすくなった
21.3%
82.8%
55.7%
28.4%
35.4%
ケアの質が上がった
22.3%
17.2%
業務上のミスが減った
職員の時間外業務が減った
・休みが取りやすくなった
18.0%
11.6%
14.0%
11.4%
分からない(開設当初から導入など)
その他
1.7%
2.3%
効果があったとはいえない
1.3%
3.5%
Copyright ⓒ 2026 Welfare And Medical Service Agency (WAM). All rights reserved.
12
約 9 割に達しており、今後さらに普及が進むこ
すると限定的な状況であった。
とが見込まれる。ただし、未導入施設が一定数
介護ロボットを導入していない理由について
あることから、初期費用負担や通信環境整備、
確認すると、「導入費用が高い」が 85.8%、「維
職員の ICT リテラシー格差といった課題が残っ
持に費用・手間がかかる」が 56.6%、
「職員が使
ていることが示唆される。
いこなせない可能性」が 51.1%であった。イニ
また、
「インカム」はもっとも低い 25.5%だっ
シャル・ランニングコストに対する懸念と、操
た。情報共有や連携効率化への効果が期待され
作指導や標準化等、導入により新たに発生しう
る一方、導入による効果を定量化しにくい側面
る負担が足かせとなっていることが示唆された。
もあり、導入判断を慎重にさせていると考えら
一方で、導入している施設では「職員の負担が
れる。ただし、
「導入予定」は 23.0%と多いこと
減った」
「ケアの質が上がった」等、業務負担軽
から、導入に向けた関心・期待が高い分野とい
減をはじめとして一定の効果が上がっている
えよう。導入・活用に際しては、既存の口頭伝達
(図表 19)
。
やコールを中心とした業務フローの見直しとセ
労働人口が減少する中、とくに職員の身体的
ットで行うことが重要となるだろう。
負担の軽減に寄与する介護ロボットの活用は重
次に、介護ロボットの導入率をみると、
「移乗
要である。
「誰が、どこで、誰に対して使用する
介助ロボット」が 25.2%ともっとも高く、次い
のか」など、丁寧な運用体制を構築し、比較的効
で「見守り・コミュニケーションロボット」が
果が明確で導入リスクの低い分野を特定した上
18.5%、
「入浴支援ロボット」
が 14.2%となった。
で、補助金等を活用し、段階的に導入を進めて
2024 年度調査と比較すると、ほぼすべての介護
いくことが重要となると思料する。
ロボットで「導入している」および「導入予定」
の割合が増加しているものの、ICT 機器と比較
(図表 19)ICT 機器、介護ロボットの導入効果
ICT機器(複数選択|n=931)
介護ロボット(複数選択|n=395)
72.2%
職員の負担が減った
施設内で連携しやすくなった
21.3%
82.8%
55.7%
28.4%
35.4%
ケアの質が上がった
22.3%
17.2%
業務上のミスが減った
職員の時間外業務が減った
・休みが取りやすくなった
18.0%
11.6%
14.0%
11.4%
分からない(開設当初から導入など)
その他
1.7%
2.3%
効果があったとはいえない
1.3%
3.5%
Copyright ⓒ 2026 Welfare And Medical Service Agency (WAM). All rights reserved.
12