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総-1個別事項について(その17)これまでの御指摘に対する回答について (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67618.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第637回 12/19)《厚生労働省》
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(7)ICU・HCU用 重症度、医療・看護必要度に係る指摘事項
( 11月26日

中央社会保険医療協議会

総会)

【入院(その7)】
○ 特定集中治療室用の重症度、医療・看護必要度の各項目の該当患者割合をみると、救急救命
入院料2を除けば、動脈圧測定のみで現行の該当患者割合基準を満たしていることが示されて
いる。また、シミュレーション結果によれば、蘇生術の施行、抗不整脈薬の使用、一時的ペー
シングの3項目を追加する影響はごくわずかである。このため、動脈圧測定を現行どおりとし
た場合、他の評価項目の意義が乏しいと思われる。動脈圧測定の位置づけを変更した場合の影
響について、改めてシミュレーションを行うべき。
○ 特定集中治療室等の評価項目から動脈圧測定を外す場合のシミュレーションについて検討す
ることはよいが、集中治療の現場では、必要な患者のみを入室させ、過剰な入室は行っていな
いと認識している。特定集中治療室等の機能は、非常に不安定な患者をモニタリングし、何か
あった場合にはすぐに対応することであり、必ずしも高度な処置を行うことが集中治療の条件
ではない。特定集中治療室等の役割を踏まえ、患者の安全に影響を及ぼさないよう慎重に検討
することが求められる。

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