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総-1個別事項について(その17)これまでの御指摘に対する回答について (22 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67618.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第637回 12/19)《厚生労働省》 |
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身体的拘束の最小化に向けた取組に係る課題と論点
【前回の論点】
(身体的拘束の最小化に向けた取組ついて)
○ 以下のような点等を踏まえ、身体的拘束を実施した場合の評価について、どのように考えるか。
・ 回復期リハビリテーション病棟はADL向上等をめざした病棟であるが、比較的多くの患者に対して身体的拘束を実施
している病棟があること。
・ 療養病棟では、常時、毎日の四肢体幹拘束の割合が多く、施設により身体的拘束の実施状況に差がみられること。
【今回追加されたデータ】
(回復期リハビリテーション病棟における身体的拘束の実施状況について)
• 身体的拘束全体と比較して、常時の手指/四肢/体幹抑制を一定割合以上実施している病棟は少ないため、クリップセン
サー等による行動の把握が多く行われていると考えられた。しかし、1割以上の病棟では、常時の手指/四肢/体幹の抑
制を20%以上の患者に実施していた。
(療養病棟における身体的拘束の実施状況について)
• 常時の手指/四肢/体幹抑制を一定割合以上実施している病棟が比較的多かった。
• 挿入デバイスや認知症の有無別に身体的拘束の実施状況をみると、デバイスありの患者では常時の手指/四肢/体幹
の抑制の実施率が高い病棟もあり、医療機関ごとの差が大きかった。
• デバイスも認知症もない患者の場合、常時の手指/四肢/体幹抑制の実施ゼロの病棟が多いものの、デバイスがなくて
も認知症がある場合は、一定数の病棟で常時の手指/四肢/体幹抑制が実施されており、ほとんどは認知症高齢者の日
常生活自立度Ⅳ・Mの患者であった。
• 挿入されているデバイスの種類をみると、胃ろうの場合、身体的拘束実施率0%である病棟が比較的多く、経鼻胃管や
IVHの場合は身体的拘束実施率の高い病棟が多かった。
【論点】
○ 追加のデータも踏まえ、身体的拘束の最小化に向けた評価に際して、留意すべき点等についてどのように考えるか。
22
【前回の論点】
(身体的拘束の最小化に向けた取組ついて)
○ 以下のような点等を踏まえ、身体的拘束を実施した場合の評価について、どのように考えるか。
・ 回復期リハビリテーション病棟はADL向上等をめざした病棟であるが、比較的多くの患者に対して身体的拘束を実施
している病棟があること。
・ 療養病棟では、常時、毎日の四肢体幹拘束の割合が多く、施設により身体的拘束の実施状況に差がみられること。
【今回追加されたデータ】
(回復期リハビリテーション病棟における身体的拘束の実施状況について)
• 身体的拘束全体と比較して、常時の手指/四肢/体幹抑制を一定割合以上実施している病棟は少ないため、クリップセン
サー等による行動の把握が多く行われていると考えられた。しかし、1割以上の病棟では、常時の手指/四肢/体幹の抑
制を20%以上の患者に実施していた。
(療養病棟における身体的拘束の実施状況について)
• 常時の手指/四肢/体幹抑制を一定割合以上実施している病棟が比較的多かった。
• 挿入デバイスや認知症の有無別に身体的拘束の実施状況をみると、デバイスありの患者では常時の手指/四肢/体幹
の抑制の実施率が高い病棟もあり、医療機関ごとの差が大きかった。
• デバイスも認知症もない患者の場合、常時の手指/四肢/体幹抑制の実施ゼロの病棟が多いものの、デバイスがなくて
も認知症がある場合は、一定数の病棟で常時の手指/四肢/体幹抑制が実施されており、ほとんどは認知症高齢者の日
常生活自立度Ⅳ・Mの患者であった。
• 挿入されているデバイスの種類をみると、胃ろうの場合、身体的拘束実施率0%である病棟が比較的多く、経鼻胃管や
IVHの場合は身体的拘束実施率の高い病棟が多かった。
【論点】
○ 追加のデータも踏まえ、身体的拘束の最小化に向けた評価に際して、留意すべき点等についてどのように考えるか。
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