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総-1個別事項について(その17)これまでの御指摘に対する回答について (17 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67618.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第637回 12/19)《厚生労働省》 |
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(3)身体的拘束の最小化に向けた取組に係る指摘事項
( 10月29日
第623回中央社会保険医療協議会
総会)
【入院について(その3)】
○ 回復期リハビリテーション病棟において、身体的拘束を実施されている患者さんには、脳梗
塞等を主病名とする方が多く、例えば、片麻痺になった場合に、これくらいできると思って転
倒してしまうケースなどがある。こうした危険性があるため、やむを得ず、身体的拘束をせざ
るを得ないことがある。この身体的拘束は、抑制帯等で物理的に四肢を固定するようなもので
はなく、クリップセンサーや離床センサーといった、むしろ患者さんが動けることを前提に、
未然に転倒・転落を防止する見守りのために行っているものも含まれており、回復期リハビリ
テーション病棟では、これらのクリップセンサー等を使用している割合が高かったとの結果が
ある。拘束の種類も含めて一考の余地があるのではないか。
○ 療養病棟において、認知症の有無やデバイスの有無にかかわらず、施設によって身体拘束の
有無に差があることが指摘されているが、身体的拘束がなされている患者さんの状態、認知症
の程度や使用しているデバイスなども施設によって異なると思われるため、その辺りをもう少
し詳しく見てみないと、判断が難しいのではないか。最近の傾向として、胃瘻よりも経鼻経管
栄養あるいは中心静脈栄養を希望されることが増えていることも背景にあり、身体的拘束に対
してどのように取り組んでいるかなどの、より詳細な分析が先決と考える。
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( 10月29日
第623回中央社会保険医療協議会
総会)
【入院について(その3)】
○ 回復期リハビリテーション病棟において、身体的拘束を実施されている患者さんには、脳梗
塞等を主病名とする方が多く、例えば、片麻痺になった場合に、これくらいできると思って転
倒してしまうケースなどがある。こうした危険性があるため、やむを得ず、身体的拘束をせざ
るを得ないことがある。この身体的拘束は、抑制帯等で物理的に四肢を固定するようなもので
はなく、クリップセンサーや離床センサーといった、むしろ患者さんが動けることを前提に、
未然に転倒・転落を防止する見守りのために行っているものも含まれており、回復期リハビリ
テーション病棟では、これらのクリップセンサー等を使用している割合が高かったとの結果が
ある。拘束の種類も含めて一考の余地があるのではないか。
○ 療養病棟において、認知症の有無やデバイスの有無にかかわらず、施設によって身体拘束の
有無に差があることが指摘されているが、身体的拘束がなされている患者さんの状態、認知症
の程度や使用しているデバイスなども施設によって異なると思われるため、その辺りをもう少
し詳しく見てみないと、判断が難しいのではないか。最近の傾向として、胃瘻よりも経鼻経管
栄養あるいは中心静脈栄養を希望されることが増えていることも背景にあり、身体的拘束に対
してどのように取り組んでいるかなどの、より詳細な分析が先決と考える。
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