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ヒアリング資料4(書面) 一般社団法人 全国重症心身障害日中活動支援協議会 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66997.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第50回 12/11)《厚生労働省》
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令和6年度障害福祉サービス等報酬改定後の状況に関する意見等(概要)
【視点 1 】

2 福祉分野における医療的ケアの対応
特に看護職員の配置と確保について
➢ 医療的ケアを要する重症心身障害者について、家族介護に頼らない地域生活支援
を進める場合は、24時間の医療的ケアをどう保障していくかが、福祉制度上の最も
重要かつ深刻な課題であると考えます。

➢ しかしながら小規模な在宅支援サービス(グループホームを含む)において医療型
施設のように看護職員を24時間配置するには膨大な費用を要します。
➢ 日中活動支援においても、医療的ケアに対応するための看護職員の配置が当該事
業所の人件費を圧迫しており、常勤看護職員配置加算を算定している事業所の方
が、算定していない事業所よりも赤字額が大きいという逆転現象が生じています。
表1参照
➢ 医療分野においても看護職員が不足しているため、福祉事業所の看護職員配置は
医療機関の看護職員不足を助長している可能性があるとの指摘があります。

➢ 福祉・介護職員の喀痰吸引等研修の充実や医療機関における研修等の充実を図り、
看護職員以外の医療的ケアの対応の拡充を検討する必要があると考えます。
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