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ヒアリング資料4(書面) 一般社団法人 全国重症心身障害日中活動支援協議会 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66997.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第50回 12/11)《厚生労働省》
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令和6年度障害福祉サービス等報酬改定後の状況に関する意見等(概要)
【視点 2 】令和6年度報酬改定後における経営・賃上げ等の状況

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重症児者の障害特性及び事業所の収支状況を踏まえた
基本報酬の設定と欠席保障

➢ 重症児者の日中活動おいて、特に基本報酬(または人員基準)、医療的ケアの対応(看
護配置加算等)等が、今なお実態(実所要額)と大きく乖離していることをご理解いただき
たいと願っております。
➢ 重症児者の日中活動支援事業の収支差がマイナスであるもう一つの要因は、重症児者
の欠席率の高さにあります。
➢ 重症児者のケアは、あまりにも身体的負担の大きい重介護、医療的ケア(生命)に対する
重圧などから、登録者(通所予定者)全員が通所した場合を想定して人員を配置している
事業所が圧倒的に多い状況です。この人員配置は、仮に全員が通所しても、収支を黒字
化することが困難である場合が多く、これに加えて高い欠席率(事業所により2~4割)に
より収支がさらに悪化しています。
➢ 令和5年の当協議会調査による職員配置は全事業所平均で1.3対1となっていますが、
重症児者ではない利用児者が一定数含まれているため、重症児者に限った場合には、
定員規模にかかわらず多くの事業所でおおむね1対1が実現しています。 ※表2参照
➢ 重症児者の日中活動支援事業所の収支を±ゼロに近づけるためには、事業所の定員規
模にかかわらず、令和6年改定にて新設された1.5対1を上回る人員基準の新設に加え、
欠席保障の大幅増額(9割保障)を切望します。
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